植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

炭素灰+光線療法(フラーレン・フォトセラピー) 『エドガー・ケイシー療法によるがん治療の指針』より

2018年02月07日 22時31分42秒 | エドガー・ケイシー療法

炭素灰+光線療法(フラーレン・フォトセラピー)


上記写真は乳がんの方へ炭素灰+光線療法(フラーレン・フォトセラピー)を当院でしているところです。



 ケイシー療法におけるがん治療の中心である「炭素灰+光線療法」について説明します。
 エドガー・ケイシーは半数以上のがん患者に対して、ケイシー自身が製法を考案した 特殊な薬用灰(「活性灰」または「炭素灰」)を服用し、一定時間待機した後に特定の光線(多くは紫外線とバイオレットレイ、まれに赤外線とエックス線)を特定の部位 (多くは脊柱の神経叢)に照射する方法を勧めました。

 これは、既存のいかなる医学的治療法あるいは代替療法にも見られないケイシー独自の療法であり、しいて名前を与えるなら「(炭素/活性)灰+光線療法」と呼べる治療法です。ケイシーはこれをがんの中心的治療法に位置づけています。リーディング をもとにその作用機序を推測すると次のようになります。

 1.薬用灰(活性灰および炭素灰)は服用後すぐに体内に吸収され、血液中で少しずつ酸素を放出しながら血管内を移動する。
 2.服用後、数分から30 分くらいの間に、がんの病巣を支配している神経叢と血管に薬用灰が到達(あるいは集合)する。
 3.このタイミングでそれらの神経叢(または血管)に薬用灰(のエネルギー準位)を励起するのに適した光線を照射すると、薬用灰はゆるく結合していた酸素を血流 中に急激に放出する。
 4.放出された酸素は血流によってがんの病巣まで運ばれ、がんの増殖転移を抑制するとともに、嫌気性化しているがん細胞を酸素によって破壊する。

 このように薬用灰を服用後、適切な光線を適切な部位に当てることで、その薬用灰は目的とする領域に酸素を放出し、それによってがん細胞を破壊するのです。

 この特殊な働きをする薬用灰として、ケイシーは「活性灰 (Animated Ash)」と「炭素灰 (Carbon Ash)」という2種類を考案しました。


フラーレンとは何か?

 フラーレンは、1985 年に3人の物理学者によって発見された炭素化合物で、60個の炭素がサッカーボールのような形に配置された構造になっています。

 当初は真空状態でグラファイトにレーザー光線を当てて蒸発させることでフラーレンが製造されましたが、この方法によって得られるフラーレンの量は微量であったために、当時グラム当たりの価格は金の10倍もしたようです。その後 1990年にドイツでアーク放電により大量にフラーレンを合成する方法が発見され、半導体や医療分野などさまざまな分野でフラーレンの利用研究が可能になりました。

 A.R.E. のケイシー研究者らは、このフラーレンの製造法がケイシーが半世紀前に述べていた炭素灰の製造法と同じであることに気づき、「炭素灰」がフラーレンとほぼ同一物質であることを明らかにしました。さらに彼らは大胆にも進行したがん患者でケイシー療法に信頼をおく人達に対して、「フラーレン+光線療法」を試し始めたのです。

 その結果は驚くべきもので、J氏は7 年前に悪性リンパ腫が見つかった時には既に肺、骨、脳に転移した末期の状態だったそうです。病院でただちに抗がん剤の治療が開始されましたが、体への負担があまりに大きく、続けられませんでした。そこで体への負担のもっと少ないモノクローナルという化学療法に切り替え、それと同時に、ケイシーの勧める「フラーレン+光線療法」、 ヒマシ油パック、アップルブランデーの吸入を開始しました。

 すると、そこから急速な回復が始まり、5 年前の検査ではがんが消えているとされました。その後も定期的に検査を受けていますが、がんの徴候はまったく見られず、今も良好な健康状態を維持しているそうです。

 A.R.E. の研究者によれば、ジャメール氏以外にも乳がん、前立腺がん、悪性脳腫瘍、悪性リンパ腫、肉腫、骨がん、子宮がんなど、さまざまなタイプのがんに試して優れた成果を挙げているということです。



光線を当てることで酸素が放出される

 さて、ケイシーががん治療のために考案した炭素灰ですが、ケイシーはその効果をさらに高めるために、多くのケースで、服用後に光線を当てることを指示しました。具体的には、がんの病巣近辺にではなく、がんに血液と神経を供給している部位に対して紫外線かバイオレットレイを当てることが指示されました。

 状況によって赤外線やエックス線が勧められることがありましたが、ほとんどの場合、紫外線かバイオレットレイになっています。ケイシーによれば、光線を当てることで血流中に酸素が放出され、がんを破壊する力が高まるのです。  
 また、紫外線を照射する場合は、約半数のケースで、光源と身体の間に緑色のガラスを置き、そのガラスを透過した緑色の光を当てるよう指示しています。これによって 癒しの波動がさらに高まるとされます。 紫外線を照射する時に緑のガラスを使用する理由を次のように述べています。

緑色の光線がフラーレンを励起する

 ケイシーは、炭素灰(フラーレン)を服用した後で、しばらくして体の特定部位(が んの状態によって決まる)に光線を当てることを指示していましたが、それがどのようなメカニズムで作用するのか、謎のままでした。

 しかし、炭素灰がフラーレンと同 一であるという認識を得たことで、光線を当てる意味が明らかになってきました。 また、ケイシーが光源として水銀石英ランプ (Mercury Quartz Lamp) と緑色のガラ スの組み合わせを多用した理由も明らかになってきました。


紫外線 vs バイオレットレイ

 ケイシーは、炭素灰(フラーレン)を励起するために、ほとんどの場合、紫外線またはバイオレットレイを使用していますが、その比率を調べてみると、3 対 1 の割合で紫外線を用いることの方が多くなっています。 稀にどちらか一方(大抵はバイオレットレイ)が明示的に指示されることもありましたが、基本的に紫外線とバイオレットレイはどちらを使っても良さそうです。

 紫外線が灰に直接作用するのに対し、バイオレットレイは、施術部位の血行を局所的に増大させるという形で、灰に間接的に作用するようです。そのため、効果という点では紫外線の方が優位にあるようですが、使い勝手、操作性という点ではバイオレットレイに分があります。

 具体的には、(肺がんなど)照射部位が複数あるようなケースでは、バイオレットレイが好まれ、照射部位が脊柱の一部に固定されるようなケースでは紫外線が用いられると考えられます。紫外線は体からの距離を固定しなければならないことと、体の照 射部位を紫外線光源に向けなければならないなど、家庭療法的に利用するにはやや難しい面があります。

 また、作用という点では、バイオレットレイよりも紫外線の方が倍くらい強いらしく、紫外線を当てる時間は通常1分から1分半、せいぜい 2分であるのに対し、バイオレットレイは2分から3分、長い場合は5分くらい当てるよう指示されるのが一般的です。 家庭で行う場合はバイオレットレイが便利でしょう。

 治療院で行う場合は、紫外線+緑ガラスの組み合わせが良いかもしれません。あるいは「赤外線+緑ガラス」という 組み合わせも勧められます。

当院ではこの紫外線+緑ガラスの装置、バイオレットレイのどちらもをご用意しています。

赤外線+緑ガラス

 がんに対する光線療法の全体の割合からすれば、わずか 7~8%くらいしかありませんが、骨がんや白血病など造血部にかかわるがんの場合は、骨格に対して炭素灰(フラーレン)服用後に赤外線を当てることが指示されたケースがあります。

 照射する場所は背骨や肋骨、あるいは骨盤が主で、照射時間は 20 分から 30 分、長い場合で 1 時間 程度になります。

 皮膚がんの女性は、活性灰を服用後紫外線を当てるように指示されましたが、1 週間に 1 度は、紫外線の代わりに赤外線と緑ガラスの組み合わせを指示されました。

 

 『エドガー・ケイシー療法によるがん治療の指針』(NPO 法人日本エドガー・ケイシーセンター会長 光田秀著)より

 

 

 

植物によるがん治療のお手伝い (自然療法、エドガーケイシー療法、アロマテラピー、バッチフラワーレメディー)聡哲鍼灸院

 当院はびわの葉温灸や生姜湿布、里芋パスタといった“自然療法のお手当て”に加え、エドガー・ケイシー療法、アロマオイルテラピー、バッチフラワーレメディーなど主に植物による「身体と心の養生法」をお教えして、がん治療のお手伝いをしている鍼灸院です。


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