がんが治りつつある患者さんの話をします。
Kさんは6月半ばにうちに来院された。膵臓のがんで、抗がん剤のために食欲が無くなってしまっていた。びわの葉温灸をしたけれども、あまり変わらなかったようだった。
僕は治療が終わった後、Kさんに「1週間くらい後に福岡から「かぜさん」という方がいらして、痛み、症状、病気と心がどう関わっているかというお話をして下さるので、聞いてみては?」と提案した。そしてKさんは新婚の奥さんと一緒に夫婦揃って、かぜさんのお話を聞きに来てくれた。
そして、Kさんはそのお話しを聞いた後、変わった。まず、心が変わり、そしてその結果として体が変わったようだ。
かぜさんのお話を聞いた日の夜は夫婦揃ってぐっすり眠り、朝方起きた途端、「すごくお腹がすいた」とKさんは言ったそうだ。そしてそれからはもりもり食欲が戻った。
さらに、当時は一日に60mg飲んでいたオキシコンチンという麻薬系鎮痛剤が、10mgに減り、そしてついに、飲まなくて済むようになってしまったのだ。
そして、医者から骨転移があるから運動はしないようにと言われていたけれども、1年ぶりに昔していた運動にも久しぶりに参加したそうだ。
この回復ぶりはなんとしたことだろう!医療の常識では考えられない推移なんだよね。
彼は今でも仕事をしている。その彼が社内のSNS(ソーシャルネットワークサービス。一種の社内電子掲示板)に、最近自分の病気をカミングアウトした。それは、彼が、自分の病気を治すには、周りの人の自分の病気に体する意識=気がとても大事なのだと考えたからだ、と思う。
その社内SNSに書いた日記が、いま、病を得ている方とそのご家族の方にとっても、参考になると思ったので了承を得てここに転載させて頂いた。どうぞ、心、意識の持ち方を変えて、Kさんのような目覚ましい回復を遂げてください。
病気は治るよ。それがメッセージです。
以下、Kさんの日記です。
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今日は僕の事をカミングアウトしようと思います。
実は僕「がん」なんです。
皆さんも、テレビとかで聞いたことがある、あの病気です。
あっ、でも「かわいそう」とか「気の毒に」とか思わないで下さいね。
そういう気持ちって、どんな病気にも関わらず、その人を苦しめます。
哀れみの心はマイナスの心。
それは必ず思った人に通じます。
なので、思うなら「へ~、そうなんだ。治すの頑張ってね。」とか
「絶対良くなるよ」と思ってください。
そのプラスの心は、必ずその人を治す方向に向かわせます。
皆さん、「がん」って聞くとどんな事を思い浮かべますか?
「治らない病気」「いつか死ぬ病気」なんて思っていませんか?
多分多くの人がそういうイメージを持っているのではないでしょうか。
でも実は亡くなったと報道される数と変わらないくらい、克服した人もいるんです。
そういう報道はほとんどされないので、皆さん知らないだけなんです。
僕も病気の告知を受けたときは確かに「死」をイメージしました。
そりゃ「10年前なら余命1~2ヵ月だよ。」なんて事を真顔で言われたら、
誰だってイメージしちゃいますよね。
そういうイメージがある時は、治療も辛いし、副作用もきついし、
考えることは「何で僕ががんなんだ」とか「いつまで生きられるのか」とか
マイナスのことばかり考えちゃうんですよね。
そうすると家庭の雰囲気まで悪くなり、家族の心がバラバラになります。
「病は気から」と言いますが、それは当人の気持ちだけじゃなく、
その人が発する雰囲気の気でもあるんです。
その気がどんよりしていると、周りの人もどんよりするし、良いことは起こりません。
僕もつい最近までそうでしたが、いろいろな人との出会いの中で、
プラスの心の重要性を教わり、心の持ち方を変えました。
そうするといろんな事が好転し始めます。
それまできつかった副作用は少なくなるし、薬の量も減るし、体調が悪い日が
全くないし、もう元気そのものです。
最近では、僕がこうやって生きて、元気に働いている姿をいろんな人に見てもらう事で、
皆さんの「がん」に対するイメージが変わるんじゃないかと思っています。
それって小さいことのように思えますが、もし皆さんの近くの誰かが同じ境遇に
なったときに、大きな力になるんじゃないかと思っています。
なので、出来るだけ多くの人に、僕の姿を見てもらいたい。
最初は髪の毛が抜けて、以前とは違う姿になってしまった事に恥ずかしさを感じて
いましたが、今では結構平気です。
品川19階で、ひよこみたいに毛の少ない頭のマスクをした人を見かけたら、
「あっ、あいつだな!」と思ってください。
かなり目立つのですぐに見つかると思います(笑)
Kさんは6月半ばにうちに来院された。膵臓のがんで、抗がん剤のために食欲が無くなってしまっていた。びわの葉温灸をしたけれども、あまり変わらなかったようだった。
僕は治療が終わった後、Kさんに「1週間くらい後に福岡から「かぜさん」という方がいらして、痛み、症状、病気と心がどう関わっているかというお話をして下さるので、聞いてみては?」と提案した。そしてKさんは新婚の奥さんと一緒に夫婦揃って、かぜさんのお話を聞きに来てくれた。
そして、Kさんはそのお話しを聞いた後、変わった。まず、心が変わり、そしてその結果として体が変わったようだ。
かぜさんのお話を聞いた日の夜は夫婦揃ってぐっすり眠り、朝方起きた途端、「すごくお腹がすいた」とKさんは言ったそうだ。そしてそれからはもりもり食欲が戻った。
さらに、当時は一日に60mg飲んでいたオキシコンチンという麻薬系鎮痛剤が、10mgに減り、そしてついに、飲まなくて済むようになってしまったのだ。
そして、医者から骨転移があるから運動はしないようにと言われていたけれども、1年ぶりに昔していた運動にも久しぶりに参加したそうだ。
この回復ぶりはなんとしたことだろう!医療の常識では考えられない推移なんだよね。
彼は今でも仕事をしている。その彼が社内のSNS(ソーシャルネットワークサービス。一種の社内電子掲示板)に、最近自分の病気をカミングアウトした。それは、彼が、自分の病気を治すには、周りの人の自分の病気に体する意識=気がとても大事なのだと考えたからだ、と思う。
その社内SNSに書いた日記が、いま、病を得ている方とそのご家族の方にとっても、参考になると思ったので了承を得てここに転載させて頂いた。どうぞ、心、意識の持ち方を変えて、Kさんのような目覚ましい回復を遂げてください。
病気は治るよ。それがメッセージです。
以下、Kさんの日記です。
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今日は僕の事をカミングアウトしようと思います。
実は僕「がん」なんです。
皆さんも、テレビとかで聞いたことがある、あの病気です。
あっ、でも「かわいそう」とか「気の毒に」とか思わないで下さいね。
そういう気持ちって、どんな病気にも関わらず、その人を苦しめます。
哀れみの心はマイナスの心。
それは必ず思った人に通じます。
なので、思うなら「へ~、そうなんだ。治すの頑張ってね。」とか
「絶対良くなるよ」と思ってください。
そのプラスの心は、必ずその人を治す方向に向かわせます。
皆さん、「がん」って聞くとどんな事を思い浮かべますか?
「治らない病気」「いつか死ぬ病気」なんて思っていませんか?
多分多くの人がそういうイメージを持っているのではないでしょうか。
でも実は亡くなったと報道される数と変わらないくらい、克服した人もいるんです。
そういう報道はほとんどされないので、皆さん知らないだけなんです。
僕も病気の告知を受けたときは確かに「死」をイメージしました。
そりゃ「10年前なら余命1~2ヵ月だよ。」なんて事を真顔で言われたら、
誰だってイメージしちゃいますよね。
そういうイメージがある時は、治療も辛いし、副作用もきついし、
考えることは「何で僕ががんなんだ」とか「いつまで生きられるのか」とか
マイナスのことばかり考えちゃうんですよね。
そうすると家庭の雰囲気まで悪くなり、家族の心がバラバラになります。
「病は気から」と言いますが、それは当人の気持ちだけじゃなく、
その人が発する雰囲気の気でもあるんです。
その気がどんよりしていると、周りの人もどんよりするし、良いことは起こりません。
僕もつい最近までそうでしたが、いろいろな人との出会いの中で、
プラスの心の重要性を教わり、心の持ち方を変えました。
そうするといろんな事が好転し始めます。
それまできつかった副作用は少なくなるし、薬の量も減るし、体調が悪い日が
全くないし、もう元気そのものです。
最近では、僕がこうやって生きて、元気に働いている姿をいろんな人に見てもらう事で、
皆さんの「がん」に対するイメージが変わるんじゃないかと思っています。
それって小さいことのように思えますが、もし皆さんの近くの誰かが同じ境遇に
なったときに、大きな力になるんじゃないかと思っています。
なので、出来るだけ多くの人に、僕の姿を見てもらいたい。
最初は髪の毛が抜けて、以前とは違う姿になってしまった事に恥ずかしさを感じて
いましたが、今では結構平気です。
品川19階で、ひよこみたいに毛の少ない頭のマスクをした人を見かけたら、
「あっ、あいつだな!」と思ってください。
かなり目立つのですぐに見つかると思います(笑)