柚子の里で

囲炉裏民宿“柚子の里和三郎”のブログ

まごち

2017年03月27日 22時35分53秒 | グルメ

造里

真鯒昆布〆 和蘭三葉 小蕪 香菜 夏蜜柑の加減酢ジュレ

マゴチは削ぎ切りにして、昆布〆にします

ふつうの家庭では、昆布がもったいなので

茶漉しなどで昆布茶をふって、20分~1時間くらい冷蔵庫で置く

夏みかんのふさにひたひたに出汁をわえて火にかけます

沸騰したら灰汁をひき、房がほぐれてくるまで弱火で加熱する

笊で漉して、淡口醤油、味醂で味を加減して火を止め

どうにか固まるくらいのゼラチンを加えて漉し、夏みかんの房を戻す

冷蔵庫で冷やし固めます

小蕪を薄めに切って、塩をあて

塩が浸透したら、さっと水洗いして、笊に上げておきます

セロリは、筋を取って、薄切りにする

器に盛って、好み量の柚子胡椒を加えた加減酢を加え

パクチーを天に盛る

パクチーは好みが分かれるので、洗い葱などのほうがいいかもしれません


Rainy days and mondays

2017年03月27日 05時21分06秒 | 日記

一昨日の午後から降ったりやんだりしていた小雨は、あがりました

少しですが、星が見えています

今日は、晴れてくるようです

気温もあがって、いよいよ春らしくなってくるんじゃないだろうか?

庭のスノ-フレークが咲きました

蕾が膨らんできているハナモモも咲くかもしれません

たんぼからは、かえるの鳴き声が聞こえてくることでしょう


あさり

2017年03月26日 17時30分12秒 | グルメ

浅蜊酒蒸し椀

あさりは酒蒸しにします

ひきたてのいちばん出汁を加えて火にかけ、灰汁をひきます

淡口醤油と塩で味を加減して、生姜を搾る

今日は、通りかかった那佐湾で

潮干狩りをする人の姿を、たくさん見かけました

これは買ってきたあさりです

高齢の人でも忘れてしまっているかもしれませんが

本来の日本のあさりは、もっと、白黒のコントラストのはっきりとした貝殻をしています

市販のものよりも、濃厚な出汁が出ます

スーパーで売られているあさりは

ただ、水から炊いて味噌汁にしただけでは

出汁に物足りなさを感じます

だから、私は、昆布出汁もしくは、水+出汁で味噌汁にしている


関東型

2017年03月25日 14時19分08秒 | グルメ

さくらもち

白玉粉3/4カップ 薄力粉45g 砂糖30g 水180~200cc 食紅

薄力粉と砂糖はふるいます

白玉粉に水を半分くらい加えてよくまぜる

砂糖と薄力粉を加え、残りの水を加えてよくまぜます

120~140℃くらいのホットプレートに油をうすくしいて、小判形に焼く

1ヶ15ccくらい

竹串などを使って端を持ちあげて裏返し、裏側はかるく焼く

油をぬった焼き網などで冷まします

桜の葉は、塩をぬきすぎると、香りも無くなってしまいます

葉脈の硬いところは、包丁で削ぎ取る

こちらでは、道明寺粉を使った関西型です


あおやぎ

2017年03月24日 17時52分24秒 | グルメ

青柳とスナップエンドウと小蕪の芥子酢味噌和え

東京に住んでいたころは、ちょっと気のきいた居酒屋さんなら

あおやぎぬたなんかが、春になるとあったのですが

5年ほど前までは、地元で見たこともありませんでした

近ごろは、春になると、たまにボイルしたものが売られている

スナップエンドウは、筋を取って塩茹でして

お吸物加減の冷たい出汁に浸しておく

茹でただけでは、水分が抜けているので

だんだんと、皺っぽくなって艶がなくなってきます

小蕪は食べやすく切って、塩をあて

塩が浸透したら、さっと水洗いして笊に上げておく

ボイルされた青柳は

脚(タテヤギ)、小柱、ひもに分けて

脚の根元の部分を切り開いて

わたを取り除く

水管の先を包丁で落としておく

酢洗いして笊に上げる

器に盛って、芥子酢味噌をかけます

生の青柳は、わたを掃除して

60~70℃の湯で湯通しして、冷水に落としてから、作業する

芥子酢味噌は、白玉味噌に芥子を加えて、酢でのばします

白玉味噌は

白味噌200g、酒50cc、味醂15cc、砂糖大匙1、卵黄1ヶを合わせて笊などで漉し

弱火にかけて、元の味噌の硬さまで練り上げます

小匙2くらいの胡麻ペーストを加えてもいい

白玉味噌を合わせておくと、田楽味噌や木の芽味噌などに使えます


続・雨にぬれても

2017年03月24日 05時01分07秒 | 日記

四国霊場第二十四番札所 室戸山 最御崎寺@高知県室戸市室戸岬町 3月21日 11:40AM

室戸市には、津照寺と金剛頂寺の3つの札所があって

最御崎寺がいちばん東にあるので、東寺と呼ばれるそうです

和三郎からは、車で1時間ちょっと

二十三番薬王寺のほうが、やや近いのですが

正月は、薬王寺門前が渋滞するので

私は、地元の氏神さまの次に、最御崎寺に初詣へ出かけます


和食屋のカレー

2017年03月23日 16時43分35秒 | グルメ

筍と鶏挽肉と椎茸と果物唐柿の伽哩

筍中1/2ヶ 鶏挽肉200g 椎茸4~5枚 フルーツトマト4ヶ 玉葱1ヶ 生姜、大蒜ひとかけ

ターメリック、クミンシード、コリアンダーパウダー各小匙1 カイエンペッパー小匙1/2 カルダモン1粒 シナモンパウダー適宜

酒90cc 野菜ジュース90cc ジャム大匙2 醤油、塩、粉山椒適宜

中華鍋に油をしいて、クミンシードとかるく潰したカルダモンを炒めます

シュワシュワと泡のたつくらいの火力で、焦がさないようにする

生姜とニンニクの微塵切りを加えてかるく炒め

油を足して火を強くして、玉葱の微塵切りを透きとおるまで炒める

挽肉を加えて、シナモンパウダーと塩をふって炒める

挽肉に火が入ったら火を止めて、ターメリック、コリアンダー、カイエンを加える

火を弱火にして、香りがたつまで炒める

火を強くして、筍を加えてかるく炒めたら、酒と野菜ジュースを加え、ジャムを加える

水分が少なくなってきたら、トマトと椎茸を加えて

塩と醤油で味を加減して、粉山椒をふる

カレーは、甘味と油が少ないと、辛味だけがツンとたった深みのない味になります

炒めはじめてから、20分くらいでできあがります

カレーは煮込めば煮込むほど、香辛料の香りが無くなって、不味くなります

写真は8寸皿

このくらいの分量で3皿くらいになる

こじゃれたカフェの分量だと、4皿くらいになる