柚子の里で

囲炉裏民宿“柚子の里和三郎”のブログ

肴は炙った烏賊でいい

2017年03月10日 18時56分31秒 | グルメ

麦烏賊風干し土佐備長炭焼き

麦烏賊とは、麦の穂のつくころ(春から初夏)に獲れる小さなスルメイカです

海部郡南部では、たぶん胴長15cmくらいまでをムギイカと呼んでいる

十分に成長するのは夏から秋で

それまでの大きさのものは、マツイカと呼ばれる

調べてみると、西日本では

マツイカ=スルメイカの地域が多く

スルメイカ>マツイカ>ムギイカとなるのは

海部郡南部以外にはないようだ

大きさが分かりやすいように

いっしょにエリンギィを焼きました

ムギイカは、目玉と胴体の軟骨、嘴を毛抜きで取って

8~13%くらいの濃い塩水で洗います

よく水分を切って、風通しのよい日陰に干す

もっと乾かしたかったら

3時間くらい日陰に干した後、日向に出す

最初から日向だと、表面が早く乾いてしまって

内部が乾かない

マヨネーズに一味唐辛子で食す

ポン酢+柚子胡椒などでも美味しい

小さな南部鉄器だと

酒を直火で燗をすることができる

保温性が高いので、火の近くに置いておくと冷めない

焼酎のお湯割りも、直火で温められて

火の近くに置いておくと冷めないので

黒千代香なんかよりもずっと便利

最近の小型南部鉄器は

内部が錆びないように加工されているので

ずっと酒を入れておいても

鉄臭くなることもない


小鰺釣りしかの海

2017年03月10日 04時32分44秒 | 日記

浅川漁港@徳島県海部郡海陽町浅川字イナ 3月8日 8:32AM

左上の民家が途切れているところの奥に、保育所がありました

私の実家から、たぶん600~700mくらい

4才から通い始めた

もっと近くの同級生は、3才から通っていたんじゃないだろうか?

みんな歩いてやってきた

それが、当時はふつうだった

雨が降れば、傘をさして長靴を履いて通った

現在は、右奥辺りは埋め立て地になっているけれど

そのころは、短い砂利っぽい砂浜があった

船外機のついた小さな漁船なんてなかったんじゃないだろうか?

小さな漁船は船大工が造り、櫓で漕いでいたと思う