6:34AM 和三郎の庭より
庭のハナモモは2分咲くらいになりました
パジャマに袢纏を引っ掛けて、写真を撮っても、それほど寒くない
今日は忙しいので
コーヒーを淹れて、軽食を取ったら、仕込みをやります
胡麻鰹
鰹は、背の方だと皮をひき、腹のほうだと熱湯をかけて、皮目に火を通しておきます
当たり鉢で煎り胡麻を半あたりにして
生姜と大蒜の微塵切りを加えます
ややうすめに切った鰹(鰹は、普通は厚めの刺身にする)を入れて
土佐醤油をかけて、ざっくりと鰹を和える
3~5分くらいの浅いづけにして
新玉葱を敷いた器に盛り
洗い葱を天に盛る
スダチ(レモンでいい)を絞る
土佐醤油は
醤油:酒:味醂=5:1.2:1を合わせて
梅干しと昆布と鰹節を加えて冷暗所に5日~1週間おいて、濾します
酒と味醂は煮切る
梅干しは1升に1ヶ、昆布は1升に30g 鰹節は1升に40gです
土佐醤油は、刺身を食べたり、お寿司を食べたりの他に、かけ醤油として使います
濃口醤油は、食材に直接かけるには、味が濃すぎます
夜明け前から早朝にかけて、小雨が降ったりやんだりしていましたが
雨はあがって、青空が覗いてきています
昨日までの花冷えも緩んで
庭のハナモモの開花が、少し進みました
そして、和三郎の村でも、桜が咲きはじめました
和三郎の庭です
11年前にオープンした時にはなかったのですが
2年後くらいから、咲くようになって
いまでは、庭のあちこちに咲きます
和三郎の周りでは見かけないので、不思議に思っていたのですが
昨日、どこからやってきたのかが分かりました
実家の駐車場の横に、同じように咲いていた
父か母の靴に、種がついてきたのだと思います
筍と鶏挽肉と新玉葱と果物唐柿と椎茸の伽哩
筍2/3ヶ(先は煮物などに使う) 鶏挽肉200g 新玉葱1ヶ フルーツトマト4ヶ 椎茸4枚
クミンシード、コリアンダーパウダー、ターメリック各小匙1 カイエンペッパー小匙1/2 シナモンパウダー少々
酒90cc ジャム大匙1 生姜ひとかけ 塩、醤油適宜 オリーブオイル適宜
中華鍋にやや多めにオリーブオイルをしいて、クミンシードを焦がさないように炒める
シュワシュワと泡の立つくらいの火力で、香りの立つまで
生姜の微塵切りと玉葱の微塵切りを加えて、火を強めて、透明になるまで炒める
鶏挽肉を加えて、シナモンパウダーをふって、ぱらぱらになるまで炒める
火を種火くらいにして、コリアンダー、ターメリック、カイエンを加えて、香りの立つまで炒める
酒とジャムを加えて火を強めて、賽の目に切った筍を加える
煮汁が少なくなってきたら、カットしたトマトと椎茸を加えて
塩と醤油で味を加減する
炒めはじめてから15分くらいでできます
カレーは煮込めば煮込むほど
香辛料の香りがなくなって、不味くなります
3~4皿くらいになる
筍を大きく切った方が、美味しそうに見えそうですが
スプーンは掬うもので、切るものではありません
食べやすさも味のうちです
8時前には、阿南市はたえだの直販所に到着して、朝掘りの筍を買ってきました
一目散に家へ帰る
筍は、根から切り離されたり、土から出て、太陽にあたると、だんだんと、えぐみが形成されていきます
50分ほどかかって家に辿り着いても、まだ、土が乾いていない
ほんとうは写真をとる時間ももったいないのだが
構図なんかは考えずに、とりあえずの写真だけは撮った
洗って、切り落とした端っこをかじってみても、まったくえぐみがない
糠や鷹の爪は、必要ありません
蕨もち
本わらび粉は、たいへん高価です
市販のわらび餅粉として売られているのは、じゃがいも澱粉です
わらびの季節になると、穂先を主に使うので
茎が余ってきます
市販のわらび餅粉に水と砂糖を合わせて、わらびの茎を加えて
ジューサーにかけます
水嚢で漉す
火にかけて、強火→弱火とよくねりあげます
お椀やお茶碗などにラップをしいて、わらび餅を掬って落とし
茶巾に絞って、輪ゴムで留めて、氷水で冷まします
黄粉をまぶして、黒蜜をかける
わらびの量は、水500ccに100gくらい
黒蜜は
黒砂糖150g、砂糖100g 水180cc、水飴大匙1~2、米酢少々
を火にかけて、溶かして冷まします
3時ごろから日が陰ってくると、急に寒くなってきました
午前中はよく晴れていて、暖かく
奥浦や宍喰で、ソメイヨシノやヤマザクラが咲いているのを見かけました
那佐湾で、潮干狩りをする人もいた
写真の花は、7年くらい前に植えたのですが
すでに、名前を忘れてしまっています