第94回箱根駅伝は、10月14日予選会が行われ出場全20大学が決まりました。
今回は、シードを獲得した1位から10位の大学までの結果を振り返ります。
1位 帝京大学 10:04:58 2位→シード
10人中9人が100位以内と総合力の高さを見せた。特に畔上が日本人トップと一躍2区を走れそうな戦力が台頭したのは大きかった。
本戦では昨年5区失敗した佐藤をどこに配置するのかがカギになりそう。
2位 大東文化大学 10:05:45(前年比ー2:23) シード→1位
2年連続で上位での予選会通過。こちらも帝京同様10人中9人が100位以内と安定していたが、強いて言うなら、11番目・12番目の選手が下位でゴールしていて不測の事態が起こった時のリザーブメンバーに不安が残った。
3位 中央大学 10:06:03(前年比-10:58) 8位→11位
実力差に応じて3つのグループに分かれて集団走の作戦が功を奏したようだ。
連続出場のプレッシャーからも解放されてノビノビ走っていたのではないか。
昨年は走っていない中山の成長に、駅伝2区を走った堀尾に主将の舟津が上位3人で頑張った。
本戦でも序盤を3人で引っ張る展開になりそう。
4位 山梨学院大学 10:06:21 シード→シード
ニャイロが引っ張ってのこの成績に笑顔はなく・・・高校駅伝優勝メンバーも5人中2人しか走れず、現時点ではチーム状態
あまりよくないようだ。これから全日本も控えているので調子を上げていきたい。
5位 拓殖大学 10:06:27 (前年比ー6:09)6位→7位
持ちタイムの割に予選会になるとよく走る。10人中8人が100位以内だからやはり集団走に長けているのか終始安定していた。
今回気温が低かったせいか軒並み留学生が苦戦したがこちらも苦戦。しかし日本人選手が安定の走りでカバーした。
6位 國學院大學 10:07:35 (前年比-6:34)13位→8位
10人中8人が100位以内しかも、上位6人が50位以内は唯一この大学だけとなった。
本戦になると区間配置が迷采配のため慎重に適性を見極め区間配置したいところ。
7位 国士舘大学 10:07:47 (前年比-6:58)11位→9位
前回本戦で大惨敗だった国士舘が予選会さらに安定してボーダーギリギリ予想を覆した。
留学生は見掛け倒しで全くダメでしたが、主力とみられる選手に新戦力もよくついていけた。
もともとトラックが強い国士舘にはスピードレースが有利に働いたのかなとも思いました。
本戦では、今回ダメだった留学生を何処で使うかが興味深い。
8位 城西大学 10:08:50 (前年比-10:20)シード→12位
前回は、チーム8番手以降が遅れ本戦出場を逃したが、下位の選手もしっかり走り2年ぶりに出場決定。
ただ、11番手・12番手の選手が大幅に遅れ相変わらず選手層の面では不安が残る。
鬼門の山をどうにかすれば好勝負できるとは思うがどうか?
9位 上武大学 10:09:42 (前年比ー2:30)10位→6位
こちらもボーダー上で毎回微妙と言われながらもさすがの予選会力で通過。
スピードレースの展開でも、やれるところを見せた。
予選会を経験している選手がしっかり走れるのが強みですね。
10位 東京国際大学 10:10:34(前年比-14:55)9位→15位
箱根を経験している選手がチームを引っ張り下位選手もオールドルーキー渡辺を中心に踏ん張り最後の最後で伝統校をかわしての2年ぶりの出場。留学生に5区は前回好走の濱登に今回走れなかった鈴木もいるだけに本戦はここまで苦戦しないはず。
次回は、惜しくも出場を逃した大学です。
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