ちょっと更新遅れましたが引き続き25位~21位の大学を見ていきます。強化校が続きますが、足踏みが続いている大学がこのあたりは多いですね。
25位 松蔭大学 (20位→前回23位) +18分06秒
元国士舘大監督の阿部氏が監督就任3年目。しかし順位は下降線をたどる一方。梶原が抜けて以降絶対的なエースもいない状況。田中、津司といった4年生は好走したが、昨年はいなかった300位台の選手が5人も。選手層が薄くなってしまったのは否めないところ。
24位 東京経済大学 (23位→前回21位) +15分36秒
歴史は古く1921年創部。アドバイザーは、駅伝解説でも有名な金哲彦氏。徐々に上昇していたが今年は、タイム的にも大幅ダウン。上級生が増え勝負の年だったが、トップの五十嵐選手2ケタ順位以外は総崩れか。軒並みタイムを落してしまった。
23位 武蔵野学院大学 (23位→前回22位) +12分25秒
元駒沢大の神屋監督が就任し強化してきたが初めてタイム、順位ともに大幅ダウン。昨年2ケタ順位の4年生紺野選手は、大学初の箱根駅伝出場の可能性あったが、今年は、189位と沈み厳しくなった。林、細田の2年生コンビはタイムを上げたが昨年いなかった1時間5分、6分の選手が4人では勝負にならず。1年生がいなかったのも問題。このままでは厳しそう。
22位 関東学院大学(19位→前回予選18位) +11分59秒
箱根から遠ざかって久しいが、さらに下位選手の実力不足が目立った。古川選手が2ケタ順位で箱根出走が有望。遠方の選手もまだ多く強化は続けているようだが、毎年10人揃えるのに苦労している印象。
21位 筑波大学(25位→前回24位) +52秒
国立ながら毎年健闘する文武両道大学。箱根駅伝が中継される以前は常連校だった。タイムは、わずかに落したが強化校を食っての大健闘の21位。昨年とほぼ同等の走りだったが、前述の松蔭、東経、武蔵野、関学院が大幅にタイムを落したので繰り上がってきた格好か。筑波大ランナー久々の箱根出走も見られそう。