引き続き高校野球栃木大会の展望です。
【Ｅブロック】
シードは國學院栃木2回戦からの登場。初戦は春に８－２で勝利している鹿沼か佐野松桜。佐野松陽も鹿沼と同じような実力か。春に文星を破った栃木は、伝統校足利工との対戦。栃商、宇東も似たような実力か。国栃にかつての強さがないので公立校にも十分チャンスあり。
【Ｆブロック】
春準優勝の矢板中央がシードだが、その矢板中央に春初戦で敗れノーシードになってしまった選抜出場の白鷗大足利もいて激戦。矢板中央は、初戦から宇都宮白楊戦と近年力をつけているチームとの対戦。白鷗大足利は、初戦から毎年好投手擁する典型的な守りのチーム栃木工との対戦。序盤で当たりたくない相手だったかもしれない。いずれにしても、矢板中央と白鷗大足利といった今大会の軸になる両校にとっては厳しい組み合わせとなった。
では、引き続きＣブロックとＤブロックの展望です。
【Ｃブロック】
シードは青藍だがシードになってもおかしくない宇工や宇南も控える。青藍は序盤は比較的恵まれたか。鹿沼東はわりとしぶとくここをしっかり押さえたい。宇工と宇南は2回戦での対戦が濃厚。試合の内容的には宇工が一枚上手か。秋・春ともに青藍に敗れており雪辱に燃える。一方宇南は伝統的に夏強く、宇工戦勝てば面白い存在。
【Ｄブロック】
作新としては非常に恵まれた対戦で実力差は大きい。初戦の日光・那須・海城の連合チームとの対戦。連合チームとしては、かなり厳しい組み合わせに。どこまで食い下がれるか。初戦で対戦する鹿沼商工と小山高専はともに今季未勝利で初勝利を目指す。
▼決勝（清原）
矢板中央 ３－６ 作新学院
（13年ぶり2回目準優勝） （5年ぶり14回目の優勝）
試合を追うごとに成長を見せた矢板中央でしたが、5投手の継投で目先を変えるも一度もリードは奪えず、春の大会初優勝ならず。作新は、意外にも春は5年ぶりの優勝です。なお、この試合で作新は他校を大きく引き離す春夏秋通算５００勝達成です。
今年は、投手力の佐野日大、打撃力の白鴎大足利、総合力の作新学院の三つ巴の対決に今大会準優勝の矢板中央や昨年夏準優勝の青藍泰斗さらにここ数年安定して上位進出の進学校、宇北、大田原が割って入る展開となりそうです。またここ数年不振の私立文星や国栃も巻き返せるのか注目です。
夏の甲子園を目指す高校野球栃木大会の組み合わせ抽選会が行われ、シード8校に８つのブロックに分かれまずは、ベスト８を争います。それでは、今日からシリーズで各ブロックの展望をしていきたいと思います。
【Ａブロック】
シード茂木は2回戦からの登場。馬頭・今市は実績からすると比較的楽な相手。小山・拓陽・清峰・足利はそれなりの実力も今季は不振。ただこのブロックどこが抜け出しても不思議ではなく高校生特有の急成長も考えられる。
【Ｂブロック】
シードは春ベスト４の大田原。ここには、今季不調でノーシードとなった文星が控え順調なら2回戦で対戦予定。いきなりヤマを迎えることに。文星は今季も苦戦正念場。佐野東は、烏山との対戦で参戦3年目での初勝利を目指す。真岡は、秋・春ともに2勝ずつしており侮れない実力。油断すると危険である。
ネタは小出しにしていきます（笑）また後ほど・・・
