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箱根駅伝2012予選会 パート7 本戦出場常連校が・・・

2012-11-07 19:31:49 | 箱根駅伝
では、今回の予選会サプライズも含めて本戦出場ならなかった大学です。


12位⇒13位【亜細亜大学】15位

前回の予選は主要チームで最下位のいわゆる"14番目"になるかと思われたが13位。走行順位で日大と大東大を交していた。全体的に5㎞まで結構飛ばしていて、落ちた選手もいたが、100以内に踏みとどまった選手が何人かおり、調整などは意外と頑張っているのかなというイメージを持った。

 その後、ハーフや記録会は鈴木選手が頑張っている以外はあまり目立たず。期待の若手が66分~67分ほどで戦力的には年々厳しくなるのかなと思った。先の全日本予選は3組まで11位と健闘していたが、主力を3組に投入するという苦し紛れの策であった。

 ただ、9月末の記録会では自己ベスト更新者が続々。29分30秒代~50秒代に河田・大槻選手などがズラリ。最近は30分切に苦戦していたので、ちょっと驚いた。チーム状態は上向きになっているようで、ちょっと可能性は出てきたのかなと感じる。

ついに、創価大にも抜かれ関東学院と同じようなパターンになりつつある。まだ優勝からさほど年月は経っていない、もう一回ねじを巻き直したいところだが。


16位⇒16位【創価大学】14位

戦力的に整ってきたと思われた創価大。楽しみなのは1年生の山口選手。しっかりと自己ベストを更新、撃沈癖が不安だが、昨年の小島選手のような勢いを出してほしい。だが、全体的にはその小島選手をはじめ主力に不調者が続出。太田正・小島選手は至近の記録会はかなり悪いタイム。そして(中距離型のハリー選手はともかくとして)全日本予選で29分半ばを出していた太田清選手が外れたのは痛い。倉澤選手などいい状態の選手もいるが、基本若手中心。どこまで粘れるか、というところだ。

ここ数年実は予選会14位から上の大学と下の大学の入れ替えはなかったが久々に入れ替わりを果たした。まだ下級生が多く出場枠が増える次回大会は大きなチャンスか。


14位⇒3位【国士舘大学】13位

戦力を整えて3年ぶりの出場となった前回の箱根。2区がやや誤算だったが、3区の好走で流れに乗った。そこから、ひたすら11位から14位で踏ん張り好機を窺ったが、悲願のシード権は獲得ならず。次回に持ち越しとなった。

 ただ、大きな問題が。出走者のうち8人が4年生。戦力ダウンは否めなかった。最も1万29分台を持っている選手は多く自慢の育成力でどれだけ回復できるかと思われた。

 下重監督を迎えて挑んだ関カレ・は力不足を露呈。池上選手が3障で入賞ラインに迫った以外は、かなり厳しい結果に。全日本予選でも全体的にじりじり他校から引き離されていく結果だった。また、昨年記録ラッシュにわいた9月の日体大は、大量出場も29分台3人と言う結果。長い距離の練習が相当あったらしいので疲れはあったのだろうが、何ともいいづらい結果となった。


前回本戦は11位。なんとかシードを獲っていれば・・・という結果になってしまった。主力の4年生が抜けてしまい戦力ダウンそれを補い切れなかった。大きく差をつけられての13位だけに前途は多難か。


6位⇒予選なし【東海大学】12位

両角監督初年度がどうなるか注目された前年度の箱根駅伝は2年ぶりにシード権を獲得できなかった。村澤&早川選手が不調でその前の年ほどの成績を残せず、往路8位で終えると、復路で陥落。元々選手層が薄かったうえに故障者が出てしまい、何ともならなかった。しかも4年生が結構いたので底上げは急務。その後の、学生ハーフではまだ微妙な成績。それ以上に故障者が多かったのが気がかりであった。

 ひとまず春は、1万で五輪B標準を持っている村澤選手が大注目。海外レースで27分台をだし、やはりと思わせた。ただ、今年は昨年ほどの勢いはなく、これがピークに。関カレ5千8位はやや驚き、その後全日本予選を外して一点集中したが、昨年より成績が落ちてしまい、無念であった。

 そして色々話題になった全日本予選。村澤選手だけでなく、関カレダブル入賞の早川選手まで抜いて、ショック療法で底上げにはかった。その結果、見事通過。白吉選手の組トップの好走や、野中選手、そして元村・中川選手が最終組が堂々と渡り合った。2年目に入ってついにチーム状態が改善されてきた、そんな印象を持った。

村沢、早川抜きで全日本駅伝を突破したのが逆に油断を招いたか。前回の日大と同じパターンに。下位の選手がタイム的に足を引っ張り、村沢がいない影響がもろに出た。また、故障者も多く高校とは違う育成を両角監督も考えるべきでしょう。次回は、枠が増えるだろうから大丈夫でしょうけど。


9位⇒12位【専修大学】11位

昨年は走行順位で9位に付けたが、IPで弾き出されてしまった。ただ、個々ちょくちょくプチブレーキがあったのはちょっと残念であった。その後の冬シーズンはハーフマラソンで積極的に記録を狙いに行った。宮坂・星野・住中選手などの主力選手だけでなく、松尾・吉良・上野・齋藤選手などの若手メンバーが63分台~64分台出す等、大いなる収穫があった。

 そしてビックニュース。これまで実業団チームの名門・鐘紡で指揮をとられていた伊藤国光監督が就任。春はトラック、秋はロードと堅実な方策を名言されたが、ほぼ年中ロード練習だった専大にとっては新鮮だった。5千や1万の平均タイムがぐっと伸びた。冬から春先にかけてはかなり勢いがあった。

 ただ、記録を出す事が即決、主要大会で結果を出す事に繋がるわけではない事も認識させられた。関カレと全日本予選の成績は例年とさほど変わらず。エースの大橋選手が教育実習などで走れていなかった影響もあるが、いい選手と良くなかった選手とちょっと分かれている印象。ただ、焦らずじっくり強化する方針は変わらないようだった。


こちらも新監督就任。しかしながら結果を出すにはまだ時間がかかりそう。エースランナーと呼べる選手がずっと不在。スカウトも含めやはりエースランナーの育成が急務であろう。


1位⇒予選会なし【拓殖大学】10位

その前の年度の箱根で素晴らしい走りで不出場からの総合7位。今年も同様の走りができるかと思われたが、2人いる留学生のうち20㎞が得意なマイナ選手が出れず、更に5区が代打の代打でまともに走れないという状況で往路で終戦。ただ、復路で区間一桁が出るなど、やはりスタミナなら一応は戦えるのだなという認識だった。

 その3か月後の各種ハーフではやはりと思わせた。野本・北澤・兼実選手が63分前後の快走。無名選手が64分~65分で走っていて、予選通過に関しては問題ないかな、そういう印象を持った。

 ただ、それに暗雲が立ち込める。マイナ選手がどうやら辞めたらしく部員名簿から名前が消えた。もう1人の留学生のダンカン選手が関カレで脚を痛めて全日本予選欠場。そこには日本人選手の主力、北澤・奥谷・堅谷選手の名前がなく、全く整っていない状況で17位と大惨敗。ロード型なのであまり気にする必要がないわけだが、いない選手が多すぎて、間に合うのか?というのが疑問となった。


当分、予選落ちはないと見られていたがやはり少しでも気を抜いてしまうと予選落ちしてしまう現実と怖さを見せつけられた。マイナ選手の退部に夏の豪雨の影響で熊本での合宿が思うようにこなせなかったようだ。亜細亜大と同じパターンにしたくないが岡田監督一人ではどうにもというのが現実かもしれない


次回は、予選通過校を見ていきたいと思います。

コメント
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