第９１回全国高校野球栃木大会 組み合わせ決まる 各ブロックの展望

甲子園の季節に合わせてブログ背景も変更してみました。今日は、夏の甲子園を目指す栃木大会の組み合わせが決まりましたので、各ブロックの展望をします。

春の大会で有力校が続々と敗れたためノーシードの有力校も多く、混戦が予想されます。


Ａブロック　シード・矢板中央

秋・準優勝、春ベスト４の矢板中央が悲願の甲子園初出場を狙うが上位の常連、青藍泰斗と県立ながら県南の強豪小山の勝者との対戦が控えている。序盤の２連戦は比較的楽になりそうなだけに、序盤戦をどう戦うかが鍵か？初戦の矢板中央と田沼の対戦が開幕カードとなります。また、那須海城と日光明峰（校名変更後）の対戦は共に夏の大会初勝利を目指す。


Ｂブロックシード・足利工

久々シードの足利工だが非常に厳しいブロックに入った。ノーシードながら実力トップクラスの文星芸大附と大舞台で力を発揮する宇都宮南が控える。足利工初戦の対戦は宇南になりそう。その勝者が文星との対戦になりそう。


Ｃブロックシード・栃木工

県立校のみが集まったこのブロック。実力の似たチームが集まり序盤から混戦模様になりそうだ。最近好成績の清陵や県北の実力校那須清峰、進学校佐野や宇東も侮れない。波に乗れば予想外学校が勝ち抜く可能性も十分にある。


Ｄブロックシード・作新学院

３１年ぶりの出場目指す作新が比較的対戦相手に恵まれた。しかしながらプレッシャーからか序盤で落とすケースが多く油断ならない。順当なら３回戦で足利工大附と作新の対戦になりそうだが両私立とも取りこぼしが多いので果たしてそうなるかどうか？

Ｅブロックシード・今市工

久々にシードの今市工をはじめとして、古豪の鹿沼商工、春健闘した上三川、堅実な真岡などダークホースが多くどのカードも接戦が予想される。


Ｆブロックシード・國學院栃木

監督変わり心機一転の國學院栃木がシードのこのブロック。佐野日大もノーシードで控えておりこの２強の争いか？小山南は、昨年ベスト４。２回戦で対戦になりそうだが守りの野球で昨年の再演を狙う。


Ｇブロックシード・宇都宮工

監督の変わった宇都宮工がシード。初戦の好カード真岡工と宇都宮商の勝者との２回戦が予想される。足利や石橋にも一発の実力は秘めている。対戦相手から見て宇都宮工がやや有利に対戦を進められそう。


Ｈブロックシード・宇都宮北

春・準優勝で一躍優勝候補となった宇都宮北がシードだが、しかしその道は険しく優勝経験のある黒磯が初戦。さらに、夏強い小山西。３回戦は、昨年の覇者白鴎大足利が予想され２番手３番手投手の育成が急務となりそう。鹿沼南は、鹿沼農と粟野も含めた連合チームでの参戦となる。

ブロックによって結構差がありそうな組み合わせに。Ａブロック、Ｂブロックが非常に厳しい対戦となった。今年もノーシードからの快進撃があるのか？大会は、７月１１日開幕です。