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きのきのTimeees!

スポーツ・音楽・趣味の旅行ネタなど自己満足的に更新してます、少し頭の隅に覚えて頂ければ幸いです。わくのい通信から改名!

平成栃木高校野球史  第56回 県立足利南高校

2021-06-09 21:59:35 | 平成栃木野球史

昭和51年創立の比較的新しい高校。

野球処足利の後発の高校なのでやや苦戦。同じ市内にあっては、甲子園経験済みの古豪足利工に

白鷗大足利。

第2グループは、中堅の実力足利や足利大付

そして第3グループ足利清風と似たような感じか。

 

平成成績  19勝29敗  .396(63校中37位)

通算成績  24勝41敗  .369(63校中40位)

平成最高成績  ベスト8

ライバル校!  矢板中央

 

平成後半に優秀な監督が就任しメキメキと頭角を現していたが、監督が定年退職し

次の監督に変わると部員が減少。記憶に新しい平成28年は部員12人という状況で

活躍した姿を見て新入部員が増えるかもしれないと奮起し快進撃!学校初のベスト8と躍進した。

その快進撃も虚しくその後2年間は、連合チームでの参加を余儀なくされたが令和に

入ってからは単独でのチーム編成となっている。

快進撃時にベスト4入りを阻まれた矢板中央戦は、復活した令和でも対戦があるが3連敗中と

私立勢が壁になっている。

 

 


平成栃木高校野球史  第55回  県立藤岡高校(廃校)

2021-06-07 21:39:06 | 平成栃木野球史

かつて県南に存在した藤岡町にあった高校。栃木市に吸収され藤岡町は消滅。

高校は、昭和50年開校。平成18年に、栃木南高校に吸収合併となり

それにともない栃木南は栃木翔南と改称しています。

 

平成成績  5勝15敗 .250  (63校中55位相当)

通算成績  6勝29敗 .171  (63校中58位相当)

平成最高成績  2勝(H3)

ライバル校!  日光高校

 

昭和では、わずか1勝。平成では、対戦相手に恵まれた感もあり平成初期に5勝を重ねた。

唯一大会2勝した平成3年は、日光高校に勝利したが再戦した平成12年はコールド負け。

末期には二けた失点を繰り返し、学校ラストとなった平成15年の小山戦は、

大会記録となる54失点だった。

なぜか、農業系の高校には強く小山園芸、鹿沼農、宇都宮白楊とそれぞれ勝利し

無敗だった。

 

 


平成栃木高校野球史 第54回 県立塩谷高校 (廃校)

2021-06-07 21:05:33 | 平成栃木野球史

昭和25年に矢板高校から大宮分校として開校したのがスタート。

塩谷町に唯一あった高校だった。その塩谷町も大宮、玉生、船生と3つの地区が

合併して出来た町となっています。

分校として開校時は塩谷村でしたが昭和47年に分離独立し塩谷高校となった頃は

塩谷町となっていました。

過疎化の波には抗えず、再度矢板高校に吸収される形で平成27年に閉校となっています。

 

そんな塩谷高校の歴史を振り返ります。

 

平成成績  1勝24敗  .040 

通算成績  6勝38敗  .136

平成最高成績  初戦突破(H3)

ライバル校!  那須拓陽

 

過去最高は、昭和55年に2勝したのが最高。

平成に入ってからは部員不足が慢性化。チームを組むのがやっとで、

最終的には新1年生が加わる夏のみの参戦という年もあった。

最後に勝ったのは平成3年の那須拓陽戦。打撃戦を制し次の足利南戦も惜しいところまでいったが惜敗。

その後は、21年連続コールド負けという状況だった。

 


平成栃木高校野球史 第53回 私立矢板中央高校

2021-06-04 23:41:23 | 平成栃木野球史

公立っぽい校名ではあるが私立高の矢板中央。

昭和32年に矢板女子学院として創立。昭和39年に矢板女子高と改称。

昭和45年に共学化を機に現校名となった。

サッカーでは全国的な強豪校となったが野球は強化がなかなか実っていない。

 

平成成績  37勝31敗 .544 (63校中19位)

通算成績  40勝46敗 .465 (63校中29位)

平成最高成績  ベスト4(H10、H14、H28)

ライバル校!  青藍泰斗

 

昭和の頃は、ヤンチャ高校として野球もあまり力を入れておらずわずか3勝のみ。

平成8年あたりから樋下田監督の下強化スタート。

秋・春は時折結果を残しているが夏はベスト4が最高。この壁を早く超えたいところだ。

同じ私立高の青藍泰斗とは、1勝4敗と相性が悪く唯一勝った平成14年はベスト4まで進んだ。

私立と対等に渡り合えるようになれば成績も向上するはずだ。

 

 

 


平成栃木高校野球史 第52回 県立矢板東高校

2021-06-03 23:28:12 | 平成栃木野球史

昭和47年に矢板高校から分離独立する形で開校。

校名変更なく現在に至っている。高校野球へは、開校と同時に参戦しています。

 

平成成績  14勝31敗 .311 (63校中47位)

通算成績  23勝48敗1分 .319 (63校中49位)

平成最高成績  ベスト8(H15)

ライバル校!  小山高校

 

小山高校とは昭和に1回、平成に5回対戦。5連敗していたが直近の平成29年は勝利している。

過去最高のH15は、準々決勝で対戦しベスト4入りを阻まれている。

平成に入って12連敗を喫していたが、一時優秀な監督の下部員数も増え

上位進出の兆しも見えたが、転任されると成績はボチボチとなっている。

ダメだと思うと、急に打線が爆発し、好投手がいると貧打線に悩むなど

なかなか噛み合わないが魅惑のチームだ。

 


平成栃木高校野球史 第51回 県立鹿沼南高校

2021-06-02 19:57:58 | 平成栃木野球史

昭和47年に鹿沼農商から分離独立する形で創立。

平成21年に旧粟野町が鹿沼市になったことから、粟野高校と吸収合併する形で

校名も鹿沼南に変更となった。

甲子園出場経験はないが、分離独立する前に鹿沼農商が優勝したことから

計上されていることも散見されるが、実質的には鹿沼商工に計上するのが正確だろう。

 

平成成績  6勝31敗 .162 (63校中60位)

通算成績  8勝48敗 .143 (63校中62位)

平成最高成績  初戦突破(H5、H17、H18、H22,H23、H24)

ライバル校!  足利南

 

同じ「南」を名乗る足利南とは3回対戦。1勝2敗の成績。

一時期足利南は、部員不足で出場が叶わなかったが現在は単独参加出来ているので

令和でも対戦が見られるかどうか。

参戦3年目の昭和49年に宇工、佐日を撃破し2勝を挙げたがそれ以来

1大会2勝以上がない。

昭和ではその2勝しかなかったが、宇南OBの新井監督が就任しコンスタントに勝てるようには

なってきている。

令和では、久々の1大会2勝を目指したい!

 

 


平成栃木高校野球史 第50回 県立小山北櫻高校

2021-06-01 22:15:57 | 平成栃木野球史

昭和47年に小山高校から農業系の学科が独立する形で小山園芸高校創立。

「園芸」を名乗る全国唯一の高校だったが平成8年に現校名の小山北櫻高校となった。

OBに現ソフトバンクの高谷選手がいる。

 

平成成績 24勝31敗 .436 (63校中30位)

通算成績 30勝48敗 .385 (63校中38位)

平成最高成績 ベスト8(H6、H10、H11)

ライバル校!  栃木農

試合数の割には、同じ農業系の高校栃木農との対戦が多く対戦成績も

2勝2敗の五分となっている。

平成6年に初のベスト8入りを果たすと、高谷選手を中心として平成10年、11年に

連続ベスト8入りと黄金期もあったがH18~28までの11年間はわずか1勝しか出来ず

苦戦していたが、楽天元コーチの小山さんが野球部の指導をし

15年ぶりの1大会2勝をするなど成績は上向きつつある。

 

 


平成栃木高校野球史 第49回 県立高根沢高校

2021-05-31 21:50:40 | 平成栃木野球史

昭和25年に矢板高校北高根沢分校として開校。

矢板東同様昭和42年に高根沢商業として独立。

翌年の昭和43年から高校野球参戦開始。

総合学科導入で平成18年に「商業」と名乗らなくなりました。

 

平成成績 24勝31敗 .436(63校中30位)

通算成績 38勝52敗1分 .418(63校中34位)

平成最高成績 ベスト8(H26)

ライバル校!  宇都宮北

 

平成26年に快進撃!昭和では4回ベスト8以上があったが平成ではこの1回のみ。

成績にムラがあった昭和に比べ平成は安定感はあるが、快進撃も少なかった。

宇都宮北には快進撃のあった平成26年に対戦し勝利している。

平成4年時の対戦時は、敗れている。

最長の連敗は「3」で安定感はあるチーム。

令和は、爆発力に期待したい。

 


平成栃木高校野球史 第48回 国立小山工業高等専門学校

2021-05-30 21:28:22 | 平成栃木野球史

今回は、多くの都道府県に一つは存在している「高専」と呼ばれる栃木では唯一の高校。

小山高専です。昭和40年創立。高校野球参戦開始は昭和43年からです。

高専は、5年制ですが当然野球部としてプレーできるのは他の高校同様3年生まで。

小山高専では伝統的に4年生のOBが監督を務めています。

 

平成成績  6勝31敗 .162(参加63校中60位)

通算成績  9勝51敗 .150 (参加63校中60位)

平成最高成績 初戦突破(H6,H8、H13、H16、H18、H22)

ライバル校! 真岡北稜

 

昭和・平成通じて初戦突破が最高成績で2勝以上したことはない。

現在夏は9連敗中だが、最多連敗は昭和から平成にかけての15がある。

平成で勝利した高校は、芳賀、田沼、粟野は廃校。

日光、馬頭は近年単独での参加が出来ていない。

平成に入って勝利し唯一現在も参加しているのが真岡北陵。

昭和でも真岡農と名乗っていた時に勝っていて相性の良い相手だ。

また唯一2回勝っている相手。令和で直接対決が実現するだろうか??

なお、他に勝った相手で残っているのは今市と2校のみとなっている。

 

 


平成栃木高校野球史 第47回 県立真岡工業高校

2021-05-28 22:30:18 | 平成栃木野球史

昭和38年に前回の那須高校同様、真岡農業(現真岡北陵)から工業科が独立する形で創立。

昭和41年に完全に分離独立した。

参戦は、分離独立した昭和41年から。

 

平成成績 20勝31敗 .392 (63校中38位)

通算成績 37勝54敗 .407 (63校中36位)

平成最高成績 ベスト8(H19,H23)

ライバル校! 真岡北稜

 

平成に入り、湯澤監督時代に徐々に力をつけ選抜では、21世紀枠での甲子園出場経験も持つ

しかし夏になるとどうも勝てない・・・

もっと勝ち星があがってもよかったはずだが、現状最高成績は昭和に1回と平成に2回ある

ベスト8が最高成績となっている。

夏になると実力を発揮できない隠れた実力校だとは思っています。

かつての本校・真岡北陵とは2度対戦。昭和では勝っているが平成は敗れている。

令和でも対戦が実現するかどうか。

 

 

 


平成栃木高校野球史 第46回 県立那須高校

2021-05-27 21:54:45 | 平成栃木野球史

那須塩原市でも那須烏山市でもなく那須町に所在する唯一の高校。

昭和24年に現在の那須拓陽(当時は、那須農)から黒田原分校として創立。

昭和35年に独立し現在の形に。

県内最北端に位置する那須町は、過疎化も進んで2014年以降は連合での出場となっています。

単独での参加が待望されるとこだが現状学校存続もやっとの状態なので難しいか・・・

 

平成成績  5勝25敗 .167 (63校中59位)

通算成績  9勝48敗 .158 (63校中59位)

平成最高成績 大会2勝(H4)

ライバル校! さくら清修

 

H4の大会2勝は過去1勝が最高だった記録を更新しての快挙。

1勝目は、かつての本校那須拓陽で2勝目は直近の大会で連合チームを組んでいた氏家(現・さくら清修)だった。現在連合を組んでいるチームも単独チームでの参加に想いは持っているはず。

2年前に連合を組んでいた足利南は現在は単独で参加。

部員を増やして単独参加を目指してほしいところだ。

 

 


平成栃木高校野球史 第45回 私立佐野日本大学高校

2021-05-24 21:17:38 | 平成栃木野球史

昭和39年創立。参戦はその2年後の昭和41年からでした。

昭和は、決勝進出が一度もなく長らく苦戦していましたが

平成になると一変します。

 

平成成績  102勝25敗 .803  (63校中2位)

通算成績  136勝48敗 .739  (63校中2位)

平成最高成績 優勝(H1、H5、H9、H10、H13、H22)

ライバル校! 作新学院

 

通算2勝7敗と分が悪い。ここ最近は4連敗と作新の夏の独走を許す原因ともなっている。

麦倉監督に変わり、今年の春は決勝で勝利するなどアレルギー克服の兆しは見えているか。

平成初期は、秋・春はそこでもなくても夏になると巻き返してきた

現在は完全に作新の後塵を拝しているが、復活を期待したい。


平成栃木高校野球史  第44回 県立粟野高校(閉校)

2020-11-07 00:07:18 | 平成栃木野球史

鹿沼市に吸収された粟野町。鉄道も国道も通っていない数少ない自治体であった。

粟野高校の源流は、鹿沼農商定時制粟野分校と変則的な形でスタート。

昭和34年に全日制となり昭和42年に独立。

しかし平成21年に地域の過疎化に伴い生徒数が減少し鹿沼農と統合となった。

ややこしいが、鹿沼農商は、鹿沼商工、鹿沼農、粟野と3校に分裂していたことになる。

3分裂したがそのうち鹿沼農と粟野が再度くっついた形だ。

 

平成成績   3勝19敗  .136  (61位相当)

通算成績   28勝42敗  .400  (37位相当)

平成最高成績  初戦突破(H1、H11、H13)

ライバル校!  鹿沼農

最後の白星は、後に統合することになる鹿沼農との対戦で勝ったもの。

ちなみに2回戦で対戦したのは同じく閉校となった喜連川高校だった。

ちなみに源流の鹿沼農商とは分校時代に対戦。そのときは、敗れ

粟野高校として昭和44年に対戦した時は4-3で勝利した。

 

 

真っ青のユニフォームは、割と似通ったユニフォームが多い栃木県内において入場行進では

一際目立っていた。昭和54年にベスト4と躍進。ブルー旋風を巻き起こした。

ただそこから先は、生徒数の減少で部員も集めるのが苦しくなり平成に入ってからは

わずか3勝に終わった。平成でだいぶ負けが込んだが廃校した高校の中で勝率4割は粟野高校だけ。

地理的なハンデを、団結力でカバーする好チームだった。

 


平成栃木高校野球史  第43回  県立壬生高校

2020-11-06 23:49:59 | 平成栃木野球史

昭和37年創立の壬生町に位置する壬生高校校名変更することなく現在に至っております。

 

 

平成成績  14勝31敗  .311  (63校中47位)

通算成績  24勝55敗  .304  (63校中51位)

平成最高成績  ベスト8(H2、H6)

ライバル校!  国学院栃木

なぜか国栃に強く昭和・平成それぞれ1勝ずつ。通算3戦2勝となっている。

平成2年は、8-4で勝利し学校として初のベスト8入り。

平成11年は、2-7で敗北で初黒星となった。

 

 

平成初頭が学校としてはピークだったか。この頃の貯金があるので目立たないが

近年は、秋・春は連合で戦い夏に助っ人を借りて単独で試合するのがやっとという状況。

地理条件的には悪くないのできっかけさえあれば浮上するチャンスがないわけではないと思う。

現状夏は11連敗と泥沼状態。しかも6年連続でコールド負け。

他にも低迷期を乗り越えている学校はあるのでまずは、部員を増やしたいところ。

 

 

 


平成栃木高校野球史 第42回 県立芳賀高校(閉校)

2020-11-05 23:33:24 | 平成栃木野球史

昭和38年創立の芳賀郡芳賀町に存在した高校。

平成17年に益子高校との統合により閉校となっています。

芳賀高校の戦績を振り返りたいと思います。

 

平成成績   5勝17敗  .227  (56位相当)

通算成績   23勝41敗1分 .354  (42位相当)

平成最高成績  大会2勝(H10)

ライバル校!  葛生高校(現・青藍泰斗)

平成10年に初戦で対戦し破る金星。この後栃木高校に勝利し学校記録更新も期待されたが宇工に敗れ

結局学校として昭和から3勝以上挙げることはなかった。

私立高校に勝ったのもこの1勝だけだった。平成は3回の対戦で1勝2敗。

敗れた2戦はいずれもコールド負け。

 

益子高校とは地理的に離れているし交通的な結びつきもない地域なので統合自体が強引にも思えた。

現状芳賀町は、LRTの開通が予定されていて人口も増えているし隣の市貝町もニュータウンが出来ているのでここはあってもよかったのかなと思った。

43年間という短い歴史だった。校舎があった場所も住宅地となってしまったようです。