Vespa Garage MIKURIYA'S BLOG

Vespa Garage MIKURIYAのブログ

Vespa GS160 エンジン下ろしの準備とキャブ外し等

2011-06-30 | 整備・点検ポイント/旧車(GS160)

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昨日の千光寺・久留米行きでかなりの日焼けと暑さで疲れてます・・・なので今日は店の壊れてるカーテンやブラインドをエコ対策の為に付けたりとダラダラしてます。で、ダラダラばかりではいけませんね・・・GSのフラマグ外して・・・このタイプは楽ですね。このエンジンは一度全てに渡って整備してあったようで固着はありません。

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ミッションオイルも抜いておきましょう・・・GS160のドレンは贅沢にもマグネットです。で、こんな太いドレンがパッキン無しにねじ込んでるだけ。私は漏れ対策にはペースト状の耐熱グリスの様な物でやってますが、塗らなくても漏れはしないと思います。

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HTコイルも前もってはずしておきますか。進行方向向かって前がアース。

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ステーターも以前手が入ってるみたいでポイント・コンデンサーは交換されてます。で、ポイントある旧車に多い微調整ネジがありません。まあ無くても合ってりゃエンジンは開帳ですな・・・組み付け時に手配しますが。

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エアクリーナケースを外さないと、ドライバーで指してる箇所のネジ取れないのでフードが取れません。

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チョーク・アクセルワイヤーを解除してキャブを外しますが・・・

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その前に別件。リヤブレーキワイヤーも解除ですが、たいてい折れ曲がってるから抜けませんね・・・なのでアジャスターごと抜けば簡単ですし、ワイヤー再利用の道が近くなる?

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で、キャブを外すのですが・・・考え物ですね。このベスパは以前結構整備されてる形跡があったので、各パーツ固着も少なく期待していたのですが・・・ここは御他聞にもれず・・・抜けない!このGS160のキャブは写真の二本と裏側一本のナットで固定されてますが・・・やはり旧車。微妙に変形することが多くて引っかかってるのです。この事例は結構多い。

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まあ私は暇人なので抜けるまでしつこく揺すって抜きますが・・・棒でコジって壊したりとか!キャブ変形!とかのリスク考えると、整備内容によってはね、もしキャブが調子良いなら取り付けたままシリンダ抜いた方が良いかもね?私は手持ちに三個以上同型のキャブがあるのでやっただけです。週末は私事やゴルフ2の車検がらみで忙しいので仕事は進みそうもないのです・・・