先日引き上げてきたGS160。しばらく遊びで乗るかな?しかし店舗工事が終わったので置くにもスタンドが短くなってる・・・昔は結構当たり前?なにしろ旧車のスタンドゴムも二十年前とかはそんなに安くなかったからね。ついついせこって突き破ったまま使えばスタンド自体が削れて足が短くなってくし尖っていくはで悪循環。で、楽に施工するには?
よくあるのがこんな手。スタンド留めネジの前側に車体とスタンド金具の合間に適当な金具を挿入。この手はスタンドの角度がかなり付いてしまってる車両には良いですね。ただ角度は正常な車両にやりすぎるとスタンドがかなりの直立になってカッコ悪いですよ。やっぱりある程度スタンドは斜めに角度ついてないとね・・・パタンとなりやすいし。
モノが転がってれば・・・ってのが前提ですが。私の店ではサイドスタンドの中古が転がってる事が多いので・・・ベースの部分からサイド部分を切り取って挟みます。写真忘れて勘弁。要は全体的にサイドスタンドのベースの厚み分足が伸びるって訳。わずか数㍉でも結構な対策になるし、足の角度もそのままでカッコはよろしいです。
先日からの予告どおり、本日工事開始。工事の皆様に早朝から頑張って頂いたおかげで夕方にはここまでなりました。変化を感じない?今はまだ青い養生テープが貼ってあるから私も雰囲気をイマイチ感じ取れませんがね。木曜くらいまでは細々したところがありますが、まずは一段落かな?で、こんな時にTD氏からは100の修理依頼。作業場使えないので代車をお出ししてます。
午前中はこんなでしたからね・・・で、普段はノンビリしてる当店では何故かタイミング良く?悪く?修理依頼や納車予定が発生してますが、御迷惑おかけしてます。また問い合わせを頂いた方にはすぐにもお返事をといきたいところですが、やはり落ち着いてお話できた方がお互いの益になるかと思いますので少々お待ちください。今店内はコーキングの臭いが充満してます。
十年以上熟成?されてたガソリンタンク内部は酷いモノですえた臭いが・・・このベスパは持ち主のST氏が十数年以上前に自身で手配しての全塗装。さすがにここまでタンク内部が腐ってると入り口も塗装浮いてますね。おそらく使えないのでは?ってくらいの内部腐りですが、このタンクGS本来のモノだから勿体無いですね。
燃料コックもこのタイプだから捨てるのは勿体無いといいたいけど、内部の真鍮パイプは完全に朽ちています。ならば外してとりあえずの錆び取りなんですが・・・これまた完全に腐ってて取れない・・・まあどうせ使えないのだからこのまま錆び取りするか。
薬剤入れて・・・って満タンにすると空気取りのパイプ経由でコックから漏れます・・・真鍮パイプ朽ちてるのにこんなとこだけ作動かよ。そんなわけでホース接続して栓をして満タン。ギリギリまで入れてビニール挟んで蓋閉め。ヘタすりゃ錆び取れて穴が開くかもね?ってくらい酷いけどやるだけやりますか。
先日までとりあえず・・・ってかんじで付いてたイグナイター。怖いので今日までとりあえず両面テープで補強してました(なにしろほぼ毎日使ってるから作業時間が無い)で、今日まで段取り考えて夜須高原から帰宅後に開始。まずは寸法合わないイグナイターをヒートシンクに穴開けてみます。なんか都合の良い穴が四つ開いてました。
で、車体側にも都合の良さそうな穴が一個あるのでそれを利用して、もう一個は新規に開けますのでついでにタップ立てる。薄いから意味はなさそうだけどとりあえずです。
本来の穴の上下にあるくぼみの位置に穴開けて上側にイグナイターを固定。下側にボルトを通して車体側に固定ってわけです。
完成。別に不具合も無さそうです。この部品はかなり熱を持ちますので固定はしっかりしておきたいですね。