Vespa Garage MIKURIYA'S BLOG

Vespa Garage MIKURIYAのブログ

年末にLEDバルブ試しを頼まれる・・・

2016-12-30 | 製作・実験/50S・100・125ET3

当店今年の営業は今日までです。明日12月31日からあけて1月5日まで正月休みです。で、普段は暇な店なのに駆け込みで色々あってまあそれも終わって事務的なしめも終わってあとは掃除かな?なんですけどね。昨日お客が妙なものを持ち込んできていきなり自分のは嫌だから店の何かで試してほしいって話。私はもともとライト暗いのが当たり前しか思ってないローテク人間なのでね・・・なんじゃこりゃ?なんですけどね。しかもパッケージに書いてある諸元の幅広い事・・・まあ試しますよ。

まずはこのLEDバルブは普通にベスパ用ソケットにポン付けできるものです。で、ヒートシンクもギリギリ通るので使えます。ってかユニットも一体なのでスペースは取らない・・・

どいつで試そうか・・・一番売り物と関係ないボロ100で。普通ならアイドリングでこんな具合の提灯具合・・・後ろは8Wにしてるのもあるけどね。

何故か慎重に取り扱う私・・・まるで爆発物のような・・・

光らせてない時のバルブの見え具合はこんな感じ。まあカッコ良いものではないな・・・

予想に反してあっさり普通に点灯する・・・但しかなりの速度で点滅してるのでこのデジカメに収めるのに何枚か連写するはめに。まばゆい白い光なんですけど実際に路面をどう照らすかは検証しないとね。あと一応ハイロー切り替えあるんですけど・・・光が切り替わってるのは分かるけど今までとは違うタイプでこれも実際に夜路面で確認しないとね。しかし値段聞いたらビックリの低価格でこれで耐久性があるなら悪くないかもね。注意 このバルブにはDC12V作動表記とありますが試しただけですので何の保証も出来ませんよ事故責任ですよ・・・この値段ならって遊びですね。

追記 取り付け当初はテールバルブも切れなかったのですが、 長時間アイドリングで確認しようとする前に既にテールバルブがぶっ飛んでました・・・対策が必要ですね。

更に追記一時間後・・・アイドリングではOK、多少の空吹かしもOK、で、店の周囲を試運転で直線を結構な加速で走りますと・・・バルブはダメになってました。当たり外れ?まだ試すのかな?今回は何故かお客様がそのまま使えるかも?ってもってきた話なので敢えてそのまま使用ですのでね、いちいち電気的にあーだこーだは無しですよ・・・

 

 

 

 


Vespa125ET3 にPH7タイプのヘッドライト装着

2011-03-18 | 製作・実験/50S・100・125ET3

Blogphoto9518 50S/100には直径そのままで装着できたPH7タイプのバルブ使用するベーツタイプライト。ET3には小さくて・・・すり抜けていく。だからソケットのみの改良と思うのですが・・・ライトの明るさにはレンズカットやリフレクタもあるからね・・・なるだけこのまま使いたいけど・・・どうする?

Blogphoto9519 1mm厚のアルミ板を円状に切る。内径は110mmで、外径は120mm。アルミにしたのは特に理由も無い・・・アルミ板を買った日曜大工店では単一乾電池が全て売り切れだったようです。買占めは福岡でもあるようですね。遠方へ送る為にって事もあるのでしょうか。

Blogphoto9520 左が純正のボロから外したライトリムで、真ん中が先程切り出したスペーサー?って訳です。これなら簡単かな?

Blogphoto9521 問題は見た目!ですが・・・どうでしょう?本来の枠内にもうひとつ枠があるのですが約2mm・・・気になるかならないか?ってレンズカットがすでに違うけどね。

Blogphoto9522 裏から見たらこうです。で、そこに今度は内径100mm・外径120mmの切り出したスペーサーを置くって訳です。ここはこれまた特に理由もなく0,7mm厚でしたが1mmで良かったかな?

Blogphoto9524 当然そのまま押し込んでもグラグラなので、あらかじめクッションをサンドしておきます。使ったのはたまたま手元のあった中から選んでニトムズクッションソフトテープM型ブラウン。玄関の戸あたりとかに使うものです。

Blogphoto9525  レンズを割らないように慎重にカシメていきますが、スペーサー分レンズは内側なのでそんなに神経使わないです。

Blogphoto9526 で、完成。左が純正ET3で右が今回のスペーサー入りのベーツタイプ。ライトのカシメで十分だとは思いますが、スペーサーはギリギリのサイズで作って微調整してます。その方がしっかり固定されて安心です。

Blogphoto9527 店内のET3に装着してみました。まあ50S/100で分かってる事ですがね。私見ではそんなに違和感ないかと思います。同じタイプでマルチリフレクタタイプがあるから好みでどうぞ・・・

Blogphoto9528 6V25W/25Wのノーマルバルブ入れてアイドリングでこれですね。実際昨夜K子のVespa75で走って確認したのですが、純正より明るい上に照らしてる範囲が若干ワイドで安心感(純正だと明るく照らしてるのはホントに真ん中のみですからね)。もともと50S/100よりも明るいライトですから効果はあるのでは?ただ何度か言ってますが、ベスパにしては・・・ですよ。現代レベルのハロゲンやHIDと比較するのは無理な話ですよ。


Vespa 50S/100にPH7タイプのヘッドライト装着

2011-03-14 | 製作・実験/50S・100・125ET3

Blogphoto9508 本来ならET3に装着するつもりで注文していたベーツライトのライトアッセンのみ。先日のラリーに使ったモノみたいに、てっきりプラレンズ・プラリフレクターと思いきや!ガラスレンズに鉄・メッキと高級品?バラバラにするのは勿体無い気がしましてね・・・そのまま使えるのは・・・50S/100が直径同じ。右が純正のリフレクタ。

Blogphoto9509 やってきたライトアッセンはキジマ製です。12Vですがバルブ・ソケット付き。で、リフレクタのフチの立ち上がり等ほぼ同寸なので、レンズを外して純正レンズとリムを組み込むのが一番の近道ですが・・・

Blogphoto9510 そこは高級品?ガラスレンズがガッチリコーキングで簡単に外れそうにない・・・無理してガラス割ったりするよりは・・・純正のライトリムを内径拡大します。キジマはレンズは盛り上がっててリムに干渉するのでね。かなりギリギリまで削りました。

Blogphoto9511 多少出目金になりますが完成。普段ならこういうリム削ったりとか元にすぐ戻せない加工はしないのですが・・・何故?まあ店だから50S/100のライトは沢山転がってるし・・・先日探し物していた時に中古ライトの箱丸ごと落としましてね・・・数個割ったしまったのですよ。なのでライトリムのみとかリフレクタのみとかを有効利用?しようって事です。単体で比較すると純正とはずいぶん違いますね・・・

Blogphoto9512 ただ注文したのはマルチリフレクタータイプではないので車体につけたらそんなに違和感は無いかと思います・・・

Blogphoto9513 で、肝心の比較ですが・・・まずは純正のアイドリング状態。まあいつものベスパですね。

Blogphoto9514 同じカメラで同じ条件で撮ってみましたが専門家でないから勘弁を。見た目は明るいですな!暇つぶしにやってる事なので何かの参考にでもなれば幸いです。ライトと同時期にハイパーハロゲンバルブが来たので、天気の良い日にラリーで確認してみますね。


Vespa 50S HPクラッチ?

2010-09-18 | 製作・実験/50S・100・125ET3

Blogphoto3363 今日はスタッフが仕事の合間になにやら検証?代車50SにHP?HPタイプ?のクラッチを組むそうな・・・しかしノーマルでなく強化タイプ・・・?あまり軽くはならないんじゃない?私は仮にレーシング4枚でもキレイに組めば重くないって考えなのでね・・・まあ暇つぶしですか?

Blogphoto3364 クラッチプーラーはサイズ共通。一見多数のスプリングが邪魔でET3みたいに使えないかと思いきや・・・少し強引に割り込ませて使えます。

Blogphoto3365 なんかいつもの通りクラッチ板の溝掘って油漬けて組み上げ・・・組み上げにはいつもの工具。この辺は納まる相手が同じだからね。クラッチ板は似た形状ですが、厚みも内径も違います。

Blogphoto3367 右がノーマルで左がHP?HP?ってのはスタッフが入手したモノであってHPから外したモノではないから・・・まあたぶんHPでしょう。さすがに私もHPの部品取り車は持ってないからね・・・

Blogphoto3368 で、スンナリ納まりますね・・・若干クラッチブッシュが押す位置の座面が低いような気も・・・で、結果は強化タイプだからかたいして軽くなく・・・やはりノーマルの方が実験・検証になったのでは?すぐに元に戻しましたとさ・・・


Vespa Vintage Polini 右出しチャンバー

2010-05-31 | 製作・実験/50S・100・125ET3

Blogphoto2635 結局K子のベスパはエボリューションが付いてるので、右出しが余ってます。なのでスタッフが自分の遊びベスパに付けたいそうで・・・写真は装着後。

Blogphoto2636 取り回しの寸法に関しては、子の手のチャンバーでは優秀ですね・・・ポン付けといっていいくらい。

Blogphoto2637 ず~っと付けるかは不明なので少し適当に・・・ジョイント部分は耐熱グリスです。

Blogphoto2638 ここもスンナリ付いたのですが・・・後で走行して分かりましたが、サイレンサー出口からの排気が丁度フレームにかかって別の音で五月蝿い・・・少し後ろに伸ばして装着し直したが良いみたい。

Blogphoto2639 走行前の始動ではあまりにも五月蝿い・・・・?なのでサイレンサー部分のグラスウールが抜けてるのかな?と思って抜いたら入ってない!市販のグラスウールを巻きつけました・・・このチャンバーは売り物でなく、Y氏が何かの土産で置いていったもの・・・誰も確認してなかったのです。

Blogphoto2640 なかなか見た目もよろしいですね。で、グラスウール巻きつけたら音も静かに・・・と思ってたのはこの状態で。実際スタッフが乗るとサスが沈んで排気が丁度フレームの内側にかかってチャンバー本来の音とは別のバタバタ音がしてうるさいのです・・・ジョイント伸ばしかね?

Blogphoto2641 全体の雰囲気はこんなです・・・まあカッコ良いですかね?実験なのでしばらくしたら元に戻るはずです。


Vespa125ET3 クラッチアッセン外し

2010-05-17 | 製作・実験/50S・100・125ET3

Blogphoto2555 今日は通常業務はスタッフ任せで私は遊びエンジンで遊ぶ・・・二基のうちこちらをメインにします。で、中身確認の為にクラッチを外す。このエンジンは部品取りで引き取った時にケース継ぎ目から激しくオイル漏れしていたのでケースは分解しますからね・・・

Blogphoto2556 それで時々聞かれますが・・・ET3にクラッチ外しの特殊工具が使えないけど・・・ってね。そうです、今更って感じですが使えませんよ。今でも聞かれる事があるのでね。ET3はクラッチスプリングを強化する為にもう一個、センターに入ってます。で、その金具が邪魔してクリアランス無いからプーラーは使えません。

Blogphoto2557 まあ考えればもっとスマートな方法あるでしょうが・・・私も最初にこのクラッチに出くわした時に強引に外しましてね、特に不都合無かったので今に至ってます・・・ドライバー等にウエスを巻いて差し込んで、クラッチ切れ側に押し付けてる間にトップのクリップを外す。外すとボヨ~ンですが、押し付けてるからそうでもないよ。

Blogphoto2558 次はこの隙間からスプリングを引きずり出して・・・回しながらだと良いですよ。

Blogphoto2559

で、ここで本来のプーラーの出番ですね。

Blogphoto2560 あとは各部バラしてケース分割。ET3はローラーゲージだからケース分割に関しては楽でいいよね・・・ギヤセレクタ等は欠けもなく良好だったのでそのまま・・・まあ代車・そして実験用だからね。クラッチのスプリングは消耗が少し早めでも市販の一本強化タイプを付けたほうが後のメンテナンスが楽で良いと思いますがね。


Vespa125ET3 Evolution チャンバー試走

2010-05-11 | 製作・実験/50S・100・125ET3

Blogphoto2516 今日は昼から晴れましたので、昨日組み付けたエボリューションチャンバーの具合を確認中・・・75ccベスパも同時期に整備中のキレイなET3も同じ場所で写真撮ってるから過去記事と比較してみると雰囲気の違いがわかりやすい?で、効果はやはり値段だけあって中々かな・・・音もアイドリング時なら他のチャンバーより静かなような・・・全域で少しパワーアップ実感で上での伸びは・・・確かめたくてもサーキットではないからね。まあノーマルエンジンでも効果は十分ではないでしょうか・・・


Vespa125ET3 Polini Evolution チャンバー装着

2010-05-10 | 製作・実験/50S・100・125ET3

Blogphoto2501 新入荷車両の汚い方のET3は思ってたより程度が良く、スタッフに任せてた整備も一旦終わり・・・それなら試しにポリーニエボリューションをって事です。ノーマルエンジンにどの程度効果あるのか?その前にまともに付かないのか・・・

Blogphoto2502 いきなり仮組みの段階でサイレンサー部分の突き出しが外側や上側ではボディに接触で都合が悪い・・・

Blogphoto2503 で、サイレンサー部分をぐるっとっ回して内側へ・・・タイヤにかかりそうで嫌なんですがね・・・

Blogphoto2504 エキパイ部分を接続。サスとのクリアランスはギリギリです。

Blogphoto2505 この製品の個体差なのか元々なのか?エキパイ部分のタイヤ側のナットはクリアランスがきつく、軽くかけてからエキパイと共に排気側に付けていかないとナットが回しづらい・・・

Blogphoto2506 御覧の通りギリギリのサス・・・サスを交換したりするときは相性が出ますね・・・まあバネ直径が細けりゃ良いのです。

Blogphoto2507 サイレンサーを接続して、下側の留めは適当?に・・・・このベスパにず~っと付けるわけではないからね。本格適に留めるなら本体に穴を開け直すかステーを新たに作るかですね。かなり内側に入れて留めてます。

Blogphoto2508 こちらもかなりギリギリでトランクボックスをかわしてます・・・これもあって内側に入れてます。

Blogphoto2509 50S/100用のエボリューションでは苦労するバネですが、ET3用では簡単でした。これだとタイヤ交換も気楽ですね。

Blogphoto2510 で、エンジン始動してみたけど・・・結構爆音ですね・・・夜は気が引けます。一応各部分漏れの有無確認したのですがね、やはり75ccに比較してみれば音量大きいのは仕方なしかな?排気はタイヤに影響あるかないかは明日走って確認予定。

Blogphoto2511 車体が汚いからパッとしませんが外観はこんな風に。いかにもチャンバーって感じで好きな方にはいいかもね・・・今日は雨だから明日試運転の予定です。


Vespa125ET3 CDI チャージコイル交換?

2010-05-09 | 製作・実験/50S・100・125ET3

Blogphoto2493 遊び車両の方のET3の足回りはスタッフにまかせて私は搭載予定の遊びエンジンの為のバックプレートを・・・右が調子悪い中古在庫。左は今入手しやすいタイプの新品。

Blogphoto2494 こちらは新品。従来品とは少しだけ結線が違うので変えてあげればいいのです。

Blogphoto2495 こちら従来品。で、このまま交換ってのも芸はないですよね・・・

Blogphoto2496 で、遊びに金は・・・なので倉庫かPKかなにか?のバックプレートを持ち込む。すでにピックアップコイルは無い・・・

Blogphoto2497 このPKは長時間走行は問題無かったので、チャージコイルは大丈夫?と判断して抜き替えます。リベットはドリルで揉んで・・・

Blogphoto2498 ハンダをはずして、コイルも慎重に取りますが、ある程度叩かないと抜けません・・・が、強いと割れるよ・・・

Blogphoto2499 同じくET3側も慎重に外します。

Blogphoto2500 プレートへの取り付け向きは反対ですが、コイル巻き方向は同じだから問題無しかな・・・って回路上単独のコイルだからどっちでも大丈夫なはず・・・しかしエンジンも出来てないから試験できませんね。今は実験エンジンの欠品集めがてらの作業なので仕方ないのです。