Vespa Garage MIKURIYA'S BLOG

Vespa Garage MIKURIYAのブログ

Vespa PX・旧車系カウルの留め具について・・・

2011-04-30 | 整備・点検ポイント/旧車(GS160)

Blogphoto9729 今日はGW前の仕事は一段落したのでテレテレやってます。160GSのリヤカウルですが、この部品の名称?知りません。というよりここは折れたら溶接等しかないですよね。で、このGSは何故か真っ直ぐなボルトが差し込んであるだけ・・・正解は上の様にカーブした棒です。

Blogphoto9730 普通折れたら、その棒を付ければ良い。しかし棒が無いとか、溶接で周りに跡がつくと困るとか、とりあえず溶接・塗装まで話を延ばしたいって方には・・・やはりボルトですね。で、ボルトつけてから曲げるのでなく・・・全ネジってボルトを買ってくる。そして曲げる、寸法合わせて切ってからナットを表裏からサンドして終わりです。こんなくだらないネタでも誰かの救いになれば幸いです。明日から5日までGW休みです。


Vespa 160GS タンク・キャブレタ清掃

2011-04-29 | 整備・点検ポイント/旧車(GS160)

Blogphoto9721 今日は祝日ですが営業してます。先日お知らせのとおり、当店GW休みは前半は通常通りで後半の5月1~5日までが休みです。で、今朝は早めに来て修理上がりの納車も終わり・・・これでGW前に終わらせたい仕事は終わった!(事故車は別です)。なのでGS160を進めます・・・タンク内部は錆無いのですが・・・塗料が入り込んでまして溶け出してます・・・厄介だな。

Blogphoto9722 かなりの量が溶け出したり粉末になったりですが・・・旧車の一部はこんなストレーナー付きなのでここでカット出来てたんですね・・・それで影響は無かったみたいだけどね・・・当然分解清掃です。

Blogphoto9723 何故塗料がまわってるのかは私はしりませんが、放置はできませんからね。かといって何使う?幸い塗料もだいぶ傷んできてるのか剥がれ易い。なのでムースタイプのキャブクリーナー使って染み込ませてブラシで擦る。その後は高圧洗浄で吹き飛ばし!今日は天気良いからすぐに乾きます。

Blogphoto9724 タンク外した機会にカウル取り付けの金具を交換。一部が少しだけ短いからですが・・・カウルが不安定なのは別に原因ありでした。

Blogphoto9725 タンクの清掃終了後はキャブも軽く清掃。軽く・・・ってのは現在好調だから無理には開けないのです。しかしエアクリのケースがグラグラしてるな・・・ネジ隙間有るし。

Blogphoto9726 よくあるトラブルでネジなめてます。まるでヘリサートみたいにくっついてきてますね・・・ここはなんとかしますね。

Blogphoto9727 キャブ側ストレーナーもフロート室もキレイ。タンク側のストレーナーでずいぶん救われてましたね。で、とりあえず本格的な試運転したら好調でした。クラッチのつなぎも良くなったから楽に乗れます。

Blogphoto9728 ここ数年は商売の主力はPXと125ET3ばかりですが・・・やはりたまには旧車も良いですね。明日までGW期間中は営業してますが、5月1日から5日まではお休みです。休みの間は倉庫整理と自分の乗り物を乗りますか。


Vespa PX200 セルモーターの清掃(気休め)

2011-04-29 | 整備・点検ポイント/PX

Blogphoto9720 なんかしっくりこないセルモーターだとします・・・本来ならバラしてブラシ・アーマチュア交換(というかそこまでするなら丸々交換?)がマニュアルですが・・・そこまではって方に気休め程度ですが、こんなのどうでしょう。蓋を外せば結構なダストあり。内部も軽くエア吹いてみたら少しは効果あるかもですよ。


Vespa 160GS ステアリング・メーター・ブレーキバルブ点検

2011-04-28 | 整備・点検ポイント/旧車(GS160)

Blogphoto9706 GW前にはある程度終わらせたい車両が数台。このK氏から預かってるGSは期限はないけどね・・・気分良く連休中は休みたいからね。で、他の車両は修理上がりで御客様の引き取り待つのみなのでGS少し進めます。まずは見えないバムミラー。旧車定番だけどね。どこが写ってるか後ろを見て再確認というミラーです・・・

Blogphoto9707 旧車はハンドルボディにミラーステー付けられないからね。昔から皆さん色々工夫されてるのですよ。でも一番安上がりで単純なのはコレかな?日曜大工店で売ってますがね・・・これ店によって値段バラバラだしサイズもマチマチ・・・なので見かけたら買ってるってとこです。

Blogphoto9708 元々は6mm穴しか開いてないので好みのサイズに拡大してミラーを取り付け。当然ミラーはなんでも良いです。

Blogphoto9709 次にバッテリー式のGSの不安点。バッテリーが消耗すると点火しないってやつね。で、バッテリー消費するのはホーンとストップバルブ。ホーンは頻繁に鳴らさないから問題無し。で、ストップバルブは5Wのバルブでも電圧降下しましてね、このまま踏み続ける(そんな状況ないだろうけど)と、電圧下がりきったらエンジンストップです!

Blogphoto9710 で、LEDバルブなら・・・電圧降下はしないので長期の信号待ちでも安心安心・・・LEDバルブに関しては過去記事の旧車GSカテゴリあたりを参考に。

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前輪浮かせてますが・・・支えてないのに真っ直ぐです。ステアリングが渋くてセルフステアしないので分解・清掃です。

Blogphoto9712 記録ついでにスイッチの接続を。このへんも後でやりなおしましょう。

Blogphoto9713 ハンドルボディ引き抜いてレースを確認後にフォークも抜いて上下のレースとリテーナーは交換。この辺はサイズは特殊でなく50S~PXあたりと同じかと。シフトアウター等はいずれ交換しますが現時点は問題無し。私はまず走って治し、走って治しと一箇所ずつが好みなのでね・・・旧車は一気にバラすと基準が分からなくなるよ・・・

Blogphoto9714 メーター不動の原因はケーブル切れ。で、ついてたケーブルはアウター長さが91cmのインナーは2mm角。この2mm角ってのが面倒です。2,5mmはゴロゴロ倉庫に転がってるけどね・・・で、倉庫漁って出てきた中古良品の2mm角(元はGS160についてたもの)でしたが・・・アウター長さが94,5cm・・・あれ?これはSS用?でもインナーは2mm角だし、もともと倉庫のGS160から外したのだけどね・・・

Blogphoto9715 考えるので面倒なので新品在庫が見つかったのでそれを使う。で、ケーブルを入れるためにはまずは何でもいいのでワイヤーを通したい穴に差し込んでいく。

Blogphoto9716 こんな風に出てきたワイヤーをガイドにして、新品のケーブルのアウターのみを差し込んでいく。

Blogphoto9717 上からアウターを押し込みながら・・・下はワイヤーをガイドにして、フォークに開いてる穴の角度を気にしながら・・・出てきます。この辺の作業はビンテージ50S等と同じです。

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160GSは他の一般的な旧車と違ってフォーク・ハブがPXやビンテージみたいにサススプリング・ダンパー一体式のデザインで似てますね。で、メーターギヤもビンテージと似たような感じ。歯数は12歯でした。一部若干の欠けがあるけどまずはケーブル接続してからです。

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この車体についてたメーターはレンズが割れてましたので、その辺をどうするか?K氏がなにやら持ち込むのか?まあハッキリするまでとりあえずのVDOメーターでもつけておきましょう。明日・明後日までに残りのメニュー?を仕上げたいですね。


Vespa PX200 福岡市外環状道路

2011-04-26 | 日記/2011

Blogphoto9705 今日は暖かすぎて眠くなってしまいますが、お預かり車両の試運転には絶好!と言いたいとこでしたが・・・風強すぎです。で、S氏のPXはもう50kmくらい試運転してるけど何の症状も無しでOKでしょう。M岡氏のPXもK氏のGSもね・・・で、写真は4/29(祝)に開通する福岡市外環状道路?っていうのかな?の一部です。試運転しやすくなるけど警察も多そうですね。


Vespa PX200 不動原因はハーネスだったようで・・・

2011-04-26 | P・PX・COSA/2011

Blogphoto9700 四年ぶりメンテのM岡氏のベスパはキャブフローだと思ってました・・・実際少しは関係してたしね。で、様子見してたら突然ストップ!あれ?まだカブリ気味?ところがプラグに火が飛んでない・・・プラグ・キャップ・CDIと点検したら、フラマグ開けるしかないな。

Blogphoto9701 別に油ベットリでもないしでね。当然ピックアップコイルやチャージコイルの測定値もOK。そうなんですよね、数値だけはおかしくないてのは開けるしかないのです。

Blogphoto9702 ハーネスのカバーを剥いていくと癒着気味な箇所発見。ハーネスはもとから造り替えてエンジン始動。今度こそ・・・まあキャブの時もそう思ってたけどね。もうしばらく様子見です。

Blogphoto9703 ついでにセルリレーが気にんあったので試しに交換。これはスペアホイールを外すのみで出来ます。

Blogphoto9704結局交換しても何も変化なし・・・セルのピニオンギヤ部分が少し悪いみたいだけど特段問題ではないからね。ここから先は保留です。


Vespa 160 GS クラッチアッセン分解・整備

2011-04-25 | 整備・点検ポイント/旧車(GS160)

Blogphoto9694 K氏から依頼のGS160。エンジン始動も楽々なのですが、クラッチのつなぎにずいぶん神経使います。もう少しなんとかしましょうか。で、ケースカバー開けてみて一応不具合ないか倉庫からの持込品と比較して確認。OKです。ってことはやはりクラッチ開けないとね・・・・

Blogphoto9695 クラッチアッセンを工具で固定してセンターナットを緩めます。14mm二面幅のわりに小さいけどツバ付きのナットです。太い工具は入りません。

Blogphoto9696 GSくらいの旧車になると開けた事なければ年数で固着してる事あり。ましてやGS等はラリーやPXと違ってクラッチアッセンはテーパーで喰い込んでるタイプですからね・・・御覧のタイプのプーラー使いますが、スンナリいくように祈りますか・・・

Blogphoto9697 あっけないくらいにスルスル~と外れました。一度分解・整備されてますね。クラッチ板もキレイ・・・って鉄プレートの方がかなり焼けてますね。傷もかなりついてますので交換しておきましょう。

Blogphoto9698 クラッチアッセンのケースもアチコチにかなりの傷がありますので、倉庫から持ち込んだ中古良品(ってか新品在庫ってあるのか?)に新品のクラッチ板と鉄プレート(この辺はPXやラリーと共通)を組み込んで交換しました。

Blogphoto9699 最後にケースカバー閉じる時に毎回のように言ってます?が。ネジ穴はしつこくエアで吹いておきましょう。ネジ傷めると後悔しますよ。作業後は当然楽々発進で快適です。もう少し依頼されたメニュー?が残ってますので折をみて掲載しますね。


Vespa PX200BME キャブフロー?

2011-04-25 | P・PX・COSA/2011

Blogphoto9690 先日約四年ぶりに御来店のM岡氏。自賠責とバッテリーだけでしたが・・・まあ普通に動いてたらしいからね。ところが昨夜不動で救援依頼。

Blogphoto9691 四年間ノーメンテだからね・・・なんでも先週変な兆候あったけどエンジン始動したからまあ良いか・・・だったそうな。そういう時は連絡くださいね。で、ノーメンテのキャブがフローでもしてるのかな?開けたらキレイ・・・で?その前に引き上げは昨夜の閉店後でトラックに積んだままで自宅へ(M岡氏へは代車を出してね)で、今朝店に降ろすとキック一発!やはり一時的なフローだったのか?

Blogphoto9692 しかしキャブ分解・清掃時にフロート見てもこの位置。優秀ですね・・・何が悪いのか?と思ってたのですが。

Blogphoto9693 なんかね・・・古いフロート、動きが悪いんですよ。軽く上下しない。時々引っかかり?ニードルでないのがミソ。で、フロート新品で軽々・・・エンジンも一発始動で再始動性も良好。キャブ良好に保つのは当たり前なんでしょうが、エンジン停止時はコックをオフにする!でもだいぶ助かるはずですが。もう少し様子見するかもね。


Vespa125ET3 サイドデカールの位置?

2011-04-24 | 50S・100・125ET3/2011

Blogphoto9684 ちょっとした?理由により後ろのサイドデカールを貼り直すK原氏のET3。貼り直すってもこの色あったかな?って思ってたらK原氏は既に入手済みとの事・・・でも後ろ部分変えたら前とで新旧の色が若干合わないかも?なので前後貼り直すとか・・・で、元の位置を確認。でもコレって新車でも結構いい加減なんですけどね。

Blogphoto9685 こんな風に各部の位置関係を確認したのですが・・・多分おおまかな部分しかあてにできないだろうし、K原氏の入手したデカールもまったく同一寸法かも?ですからね・・・私はこういうのは全体写真見ながらドン!で良いと思ってますが、最大限の努力はします・・・

Blogphoto9686 で、位置関係測定したあとは剥がしますが・・・昔新車売ってる頃は皆さん納車前に剥がしてくれとの依頼で剥がしてましたね。当然新車時はまだ剥がしやすい?結構な時間かかって剥がした後は残った糊部分をベンジンで除去しました。

Blogphoto9687 塗装前にアクセルグリップシャフトの動きが悪いので分解します。写真はクリップ抜いた後。

Blogphoto9688 アクセルグリップの外側を引き出して交換。良くはなったようです。

Blogphoto9689 今日はデジカメの具合が?なので上記の作業も含め、他のベスパの写真も撮れてない事が多々あり困りました・・・一度壊れたカメラだからね。で、最後はデカール無しの125ET3の姿。これで良いんでない?まあK原氏はその後の作業の確認もあるので近々御来店のうえ打ち合わせですな。


Vespa 150GL リヤキャリヤ詳細?

2011-04-23 | 旧車(その他)

Blogphoto9682 2009年8月納車のK上氏のVespa 150GL。全然点検もしてないからとの事で久々の御来店。まあ別に問題無いなら点検必要ある?気休め?この辺は御客様次第かな・・・私の方で特に設定はしてませんけどね(納車最初の一ヵ月後無料点検は是非ともお願いですけどね)・・・大事に、キレイに乗って頂いてますね、この雰囲気を壊さずにね・・・ビカビカ過ぎても変ですよ。

Blogphoto9683 プラグ・ミッションオイルの点検・交換にキャブジェット類清掃とかの月並みなメニュー終了後は久々再会したので話しこんだ上に子供たちに御土産までいただきましてありがとうございます。で、これも聞かれた事ある旧車に似合う?小ぶりなキャリヤって何?ですが別に特別なモノではありません・・・このキャリヤは当店では昔から結構出てましてね、50/100用の市販のキャリヤです・・・タネ聞くとナ~ンダ!ですがね。こんな風に取り付け可能なキャリヤは結構ありますよ・・・要は何用って決め付けない事ですよ。