Vespa Garage MIKURIYA'S BLOG

Vespa Garage MIKURIYAのブログ

Vespa GS160 MKⅠ 試運転終わり

2014-06-29 | 旧車(GS)

Blogphotoc585

今朝はTY氏と連絡ついたので開店前に試運転・・・一発始動で絶好調なんだけどね。オリジナルエンジンでシフトの具合も問題は無い・・・だからこそ前後サスが抜けててボヨンボヨンしてるのが尚更気になるけどね。まあボディの塗装等も自分でやるってタイプだから余計な事はしませんがね。


Vespa GS クラッチ板交換は終了

2014-06-28 | 旧車(GS)

Blogphotoc580

今回交換前の鉄プレート。コルクへばりつきの上に錆・・・なので自宅倉庫で鉄板・・・とか思ってましたがセット物使ったが早いと・・・

Blogphotoc582

というわけで今回はコルクプレート・鉄プレートのセット物を使わせて頂きました。マジックペンで点々打ってるのはその部分の嵌めあいが若干キツイので上の写真の腐ったプレートと同等程度にヤスリで均して使いました。

Blogphotoc583

なるだけ汚れ・錆落としてますのでまあまあキレイ?スプリングはそのまま使いました。特にヘタってるとは思えませんでしたので。組み上げ後は問題無い点確認しました。

Blogphotoc584

本人に確認とれてない部分があるので試運転はまだです・・・店内で始動・ジワジワ発進程度ですがまあ良好なようです。ただ足回りも含めてかなり色々出てきそうなクタビレ具合・・・明日は実走行で各部確認したいとこです。


Vespa GS160 クラッチ固着の続き

2014-06-26 | 旧車(GS)

Blogphotoc575

昨日は定休日でしたので、本日あらためて・・・GSのクラッチ固着をやる。まずはドレンボルトが外れない!まあ十年以上触ってないとありがちですね。あまり力任せにやるとサヨウナラ~なんて事もありうるので慎重にジワジワ・・・磁力ボルトについてるヘドロを見てゲンナリ・・・

Blogphotoc576

クラッチカバーを外すとまあこんなもんかなって汚れ具合。エンジンだけは始動していたって話だけどたまにはクラッチ握りましょう・・・・ってかレバーを握ったままでゴムバンドが良いかもね?でもスプリングがヘタる?やはり始動・クラッチニギニギ・ギヤ入れて押し引きまでかね。

Blogphotoc577

上の方はまったく油っ気が無くて浮き錆びもある位。しばらく注油して様子見。雑にやるんならこの状態で各爪からマイナスドライバー差し込んで強引にクラッチ板解除って手もあることはあるね・・・クラッチアッセンのテーパー嵌合があまりにきつくて無理すりゃ壊れるってパターンで現状エンジン始動等も問題無い場合はね。今回はもう見た目キツイのでクラッチアッセンは抜ければ良いと祈りまして・・・

Blogphotoc578

予想外にクラッチアッセンはポコン!と派手な音はしたけどスンナリ抜けた・・・しかしまわりに泥?錆び?まったく油が回ってなかったみたいね。それで固着が進んだ?エンジン音なんかは問題無いのでクランク辺りは問題ないかと・・・ってより依頼はクラッチ解除なのでね。

Blogphotoc579

しばらく放置されてたバイクでクラッチ固着ってのはよくある話で、その解除もエンジンかけずにギヤ入れてクラッチ握って前後に押し引きしてコツンコツンやってるとスーってのもよくある話・・・一度外れて油が回るともう大丈夫。なんてのがよくある話・・・だけど今回は固着具合は今までで一番でしたね・・・各板をホントに引っ剥がすって感じでした。ここまで酷いと予想外れで鉄板用意してなかったので倉庫で鉄板探してまた続き・・・ですね。


Vespa GS160MKⅠ クラッチ固着?

2014-06-24 | 旧車(GS)

Blogphotoc573

かなり久々にTY氏からの依頼・・・乗ってたの?ってくらいボロボロだけどね。話によれば最後に乗ったのは一年前。その後も時々はエンジン始動だけはしてたらしいけどね。クラッチが切れなくなってるってありがちなパターンですな。このボディはTY氏自身によるもの・・・フロア辺りは塗装浮いてますけど裏から見る限りそんなに酷くはないみたい・・・元はシルバー。引き取り後にはキック一発で絶好調!オリジナルエンジンの良い音!このペコポコ音は良いですね。

Blogphotoc574

たいして役に立たないバックポケット・・・だからこそ良いって方もおられますがね。エアクリケースも良い造形・・・ってこっちで良かったんだっけ?前期後期で形違うけど私はオリジナルなら動けばどっちでもってタイプだから気にしてない。このベスパは最初に販売時が平成8年で今のTY氏が平成11年から。ともう結構な年数なのでクラッチアッセンが無事外れるかどうかですね・・・旧車は慌てても良くないので明後日以降ゆっくり始めるつもりです。


Hella ウィンカー増し締め(擬きだけど)

2014-06-23 | 旧車(その他)

Blogphotoc570

車体はGSでもエンジンはお手軽スプリントだからね・・・雑な扱い受けてます。だから手軽にヘラーウィンカー(擬き)本物ではないよ。で、久々乗り回したらウィンカーが段々抜けてくる?増し締めで治ればいいけどね。まずはレンズとエンド金具外してバルブを外す。

Blogphotoc571

多少強引にスプリングも含めて引っ張り出す。

Blogphotoc572

奥に締め付け金具があり、線を避ける感じでオフセットされたマイナスネジ状になってるので外からグイグイ・・・結構締まったな。こいつはエンジンがスプリントだからGSカテゴリではないのですね。オリジナルエンジンに比べりゃスプリントエンジンなんてね・・・・等と適当な扱い受けがちですが20年くらい前は学生向けには手軽で良かったんですね・・・前オーナーのMK氏がナンバー紛失していたから新しいナンバーになってしまったけど元は福岡こ○○○○でしたね。なるだけナンバーも古いのがいいんだけどね・・・


Vespa PX125FL2 調整中

2014-06-23 | P・PX・COSA/2014

Blogphotoc569

暇な店ではめずらしく商談が入ってるので外装の小傷をタッチアップしながら試運転で再点検。免許取得中とかいう話だからいつになるかは?だけど慌てないために今のうちにです。特に問題は無いみたい・・・こいつも長期在庫ですな。峠で二人乗りとかしないなのならまあ十分な走りです。


ブログ思案中・・・

2014-06-23 | 日記/2014

Blogphotoc568

ブログ更新してませんでした・・・ブログの引っ越し先や方法なんかで悩んでるのにどんどん更新していくのはどうなのか?とか思ってたり単に暇だったりとかですね。今更また勉強?しなきゃいけないのは嫌なのでね。久々保険更新したGSでうろついてみてヘラー擬きウィンカーがジワジワ抜けかかってくる事態に・・・しばらく足や代車にするつもりなので治しとかないと。


Vespa PX オイルポンプ確認して終わり

2014-06-16 | P・PX・COSA/2014

Blogphotoc565

あらかたバラしたり下したりした場合は2サイクルオイルがしっかりたどり着くまでマニュアルでは3リットルの混合油を使用とありますね。まあザックリでも構わないと思うけどね・・・オイルホースは接続時にギリギリまで空気抜いて入れる。だけど直径3ミリくらいの気泡が入ったりするかもしれない・・・私は気にはしないね。10キロも走らないうちに消えるよ。まあ当然組み込む側のポンプとかにもあらかじめオイルは注入とかするけどね。で、キャブ組み前にキックしたらケース側の穴からジワ~ってのは確認した方が良いとは思うけど。

Blogphotoc567

で、ここでもオイルがきてるか確認して終了。PXBMEも後記型だとフロート室にスパコってのが多いけどこのスパコはそう問題起こしてない印象ですね。


Vespa PX 試運転中

2014-06-14 | P・PX・COSA/2014

Blogphotoc564

早めに店に出ても試運転はそんなに距離稼げないですね・・・通勤に使えばいいのでしょうが事故は嫌なのでね。まあまんべんなく様々な状況で試したので最終点検して終わりのはずです。デジカメがどんどん調子悪くなってくからシャッターチャンス合わないね。


Vespa PX ドラムスプライントラブルまとめ・・・

2014-06-13 | 整備・点検ポイント/PX

Blogphotoc560

動くはず・・・と分かっていてもやはり一発目のキックでは不安になるね。実際は問題なく始動し、セルでも始動し・・・全体的に渋くなったのは仕方ないとしてね。しかしスプライントラブルってのは少し走ったくらいじゃ判定できないのが難点ですな。今回のヒントの倉庫アサリ時に倉庫のエンジン類(主に旧車で他PX・COSAとスモール)で30機くらいあるのですが、その内一基のみがシャフトとベアリングの嵌めあいが甘くてベアリングインナーと共回りしてないのを見てからでした。ただその発見したエンジンってのは過去に当店代車として皆様に酷使されてたPXで、そいつはスプライントラブルは無かったんですけどね・・・

Blogphotoc561

ベアリングとシャフトの嵌めあいが甘いのは当然あってはいけない事でしょう。ベアリングの世界ではその使用場面に置いてシメシロが定めてあるのでしょうからね。ただこのPXのドラムはシャフト・ベアリングときてそんなに深くは入らないのですね。逆に言えばドラムを締め上げれば仮に軸方向へ動いたとしてもその時点で固定はされてしまうからね。

Blogphotoc562

もっと深く入れたくなるけどね・・・一応このドラムでいいはずなんだけどね。ただ問題はここではない?実際他のPXで同様のモノがあるがこれでトラブルってのはたいてい最初だけ・・・初めの緩みを対処したら次は無いってのが通常?なんだけどね。

Blogphotoc563

二番目の写真で見ればドラムはベアリングインナーに押し付けられている。だからベアリングの嵌めあいが甘くて(今回は結構スカスカ)シャフトとベアリングインナーに滑りが出れば(クリープ現象と呼ぶそうな)ドラム下部のベアリングインナーに接してる部分が擦れていく・・・そして擦れが大きくなればその減った分センターナットの締めが甘くなるって事ですね。今回二回目のスプライントラブルを起こしかけてたドラムは少しだけ、で、最初のボロボロのドラムの下部は捲れ上がる感じで擦れていたのでそう結論づけたいところかな?またクリープ現象が起きるとベアリングや軸等が削れて鉄粉が出るとあったのですが、実際その通りでした。ただこれはスプライントラブルの一例であって全てではないです。むしろ他の例が多いのかな?今回のまとめでした。