Vespa Garage MIKURIYA'S BLOG

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Vespa Rally シフト側シャフト分解・清掃

2010-12-07 | 整備・点検ポイント/ラリー

Blogphoto3721 アクセル側に続いてシフト側です。こちらは固着はしてないのですが、明らかに重たい。もちろんシフトグリップが重くなる原因にはワイヤーそのもの等他にもあるけど確認の上です。で、こちらもクリップ抜いて。

Blogphoto3722 固着していたわけではないから簡単に・・・が、結構重たく捻って捻って抜きました。その後磨いてグリスアップ。インナーとアウター、アウターとハンドルボディと全てスルスル確認して取り付け。当然抜く前にはクラッチワイヤーやウィンカー線解除ですよ。

Blogphoto3723 クリップ入れる時の補足説明?こんな感じです。図では下にキリ(90°に曲がったヤツ)で、上からクリップ入れるのですが、なんとな~くクリップがキリを押し出したりするものです。で、何度やっても上手くいかない!って方はですね、面倒でも真ん中のガイド外した方が早いです。


Vespa Rally アクセルシャフト固着

2010-12-07 | 整備・点検ポイント/ラリー

Blogphoto3711 今日は雨。せっかく仕事も追いつきつつあるのに試運転出来ずに確認出来ない・・・仕方ないのでラリーを少々。エンジン始動は確認出来たけどアクセルグリップがウントモスントモ・・・キャブ直接で確認したけどじきに本来のキャブ付けて調整したいからアクセルを回したい。ワイヤー固着でないからシャフトそのものってのは判ってます。しかしこの車両は意外に程度良しな反面、こういうところはダメですね。ライトケース内はキレイなんですけど。

Blogphoto3712 メーターは外します。当たり前。

Blogphoto3713 この時点で色々触ってみたり注油したりって無駄なくらい固まってる。

Blogphoto3714 このラリーは後期型でウィンカーも付いてるのでシャフトはインナーとアウターの二重です。で、まずインナーが共回りしない為のガイドを外して、ワイヤー金具も外します。

Blogphoto3715 シャフトをバイスで噛んでグリグリやったくらいじゃダメ!なくらいの固着。叩き出すしかない。シャフトを潰したくないので銅ハンマーで慎重にコンコン。

Blogphoto3716 まあなんかそれなりの錆と汚れでしたね。

Blogphoto3717 この作業での派生でメーターが不動だと判明。軸部分が固着。その為ハブ側が回っても回せないからギヤが負けてコツコツいってました。このメーターは油漬け?

Blogphoto3718 ハブ側のメーターギヤはメーター本体が回せないからギヤが潰れてます。歯数は9。ケーブル角は2,5mmでした。

Blogphoto3719 ケース側もサラリと・・・あまりやりすぎるとコチラは柔らかいのでガタが出ますよ。

Blogphoto3720 最後に組み付けて終了。で、時々聞かれるクリップの入れ方。これたしかに抜くのは簡単。入れる時には少しアクセル金具を押し込んで・・・で面倒かもね。私は一旦押し込んで上の穴から細いキリを差し込んでガイドにしてから下からクリップを差し込むってとこです。ラリーはノンビリやってます。現時点クラッチ固着も判明してますので。