Vespa Garage MIKURIYA'S BLOG

Vespa Garage MIKURIYAのブログ

Vespa 125ET3 ステップモールリベット打ち

2010-11-16 | 整備・点検ポイント/ET3

Blogphoto3600 なるだけ質問の多い事項への参考程度のまとめです。今たまたまET3やってるからね。で、オーバーフロー治すにはニードル・フロートの交換。それも組み合わせを試したりって具合です。バラつきありますからね。しかも一旦エンジン始動後に静止状態ではOKだけど、走行後には・・・なんてのもあるからね。治すには無限の?組み合わせ・・・それでも矢印部分からタラ~リならニードルの受け側がダメなのでキャブ新品・・・・でも新品でもダメなのもある!厳しいですね。で、スローが安定せずって場合は左上矢印のスロージェット。ここ極小サイズだからつまりやすい。だからこそ外から外せてメンテできるようになってるから全バラする前にここって手もある。

Blogphoto3601 ステップモールターミナルのリベット打ち。端から・・・ではなくて、とりあえず全体を仮組みして両端はまだハンマー入れる前の状態でリベット差し込んでるだけ。そこで中のリベットをパチンパチン・・・ここはブラインド?極小リベット?こだわる方はどうぞ・・・とにかくこの状態で一旦固定。

Blogphoto3602 両端のターミナルに差し込んでるアルミリベットは長いので、自分の打ち易い長さにカットする。私の感覚では結構ギリギリにカットした方がリベットがかしめやすいかな?写真は当然カット前

Blogphoto3603 ターミナル側はしっかり押さえ込んでおく。

Blogphoto3604 で、こんな具合に叩けばアルミがつぶれて拡がりカシメられる訳。それで短めが良いと思うのです。ボディ叩くのが怖いからと長めだと、いつまでも拡がらなくカシメられないからね。実際ボディを間違えて叩く事は無いと思うけど、心配なら養生マスキングとかしますかね?

Blogphoto3605 順番は人それぞれでしょうが、私は一本ずつ、で、その一本も中間の小リベットを打った後に前方のターミナルリベット。一旦後ろの仮差込リベットを外してからゴムを差し込んで、後ろのターミナルリベットって順番です。まだまだ整備・点検ポイントは内容が薄いので、詳しく知りたい方は面倒でもカテゴリ上では上のほうにおいてある、車両・年度別の所を細かく見て頂いた方がよろしいかと。整備・点検カテゴリは充実まで今少し時間かかりそうです。


Vespa100 Vintage アクセルワイヤー切れ

2010-11-16 | 整備・点検ポイント/50S・100

Blogphoto3597 11月に入ってからは私一人での営業になってしまってますので仕事が進まずご迷惑をおかけしてます。で、朝一で店に来て試運転車両でも・・・と思ってると、T井氏からの救援依頼。アクセルワイヤー切れです。トラックで引き上げてライトを外してタンクを外して・・・

Blogphoto3596 普段ならコレ。ライト側からのワイヤー挿入は細いからスムースに行くでしょう・・・で、通した後は矢印みたいな銅パイプ2mmを切って末端金具として差込、ハンダを流して終了。もちろんワイヤーはギリでカットします。っていうより金具と共に切断してハンダ仕上げって感じかな?

Blogphoto3598 今回はT井氏が急いでる?のもあって末端はネジ止め金具で。こんな便利なのあるんですね。ネジ止める方向の関係でキャブは一旦外した方が良いかと・・・それともキャブの頭だけ外してって手もね。

Blogphoto3599 汎用で金具無いの?って方向けの話。要は小さな直径の金具でネジ止めなら・・・で、こちらは自作品。なんだったかな?ホームセンターに行ったら連結ダボだかそんな名前であったモノの連結部のネジ側を切断。胴体のセンターに穴開けたモノ。ネジはイモネジにするともっと良いかな?整備・点検ポイントを新規に作ってますが、50S・100の扱いが減ってますのでね、T井氏の入庫に合わせて記載してみました。過去記事とのダブりもあるでしょうが検索のためなのです。