今日は仕事に所用にと綱渡り・・・でも朝早くに昨日引取りのH川さんのET3修理上げた後は午後二時の引き上げまで時間あり。なのでPX125FL2のリヤブレーキメンテナンスとマフラー交換。センターの24mm角ナットの割りピン外してドラムごと抜く。後輪が固まってるって事は少なくて、むしろ緩くてスプライン傷んでないか心配な事の方が多いです。ジャッキはリヤサス受け側が良いかな?ケツはプラだから柔いよ・・・で、汚い!
リヤブレーキシューの外し方は色々流派?があるようですが・・・私は高校生の頃(30年近く前の話でベスパじゃないよ)からこれです・・・だから何の疑問もなくやってる・・・起こしてコジってで簡単だと思うけどね。もちろんシュー留めてるピンは外してね。
シューは厚みも十分だし、もともと効いていたからね、ドラムと共に清掃。角は少し落としてます。
シューのピン二つと、ブレーキカムに薄くブレーキ用グリスを。はみ出さないようにね。このベスパのドライブシャフトスプラインは無事でした。
取り付けも逆順で・・・で、ここまで手ではめたら、後は軽くプラハンマー等でコンコンで入ります。
次にサビサビのマフラーを交換します。御覧のとおりホイールは外しておかないと取り付けボルトが手前に抜けるスペース無いのです。ドラムはあっても大丈夫ですよ、なのでもう取り付けてます。
エキパイ側は13mm角です。ここを緩めて・・・そのままスルリと下に落ちるって事はベスパの常でありません!揺すったり・・・こじったり・・・です。手前に見えるシフトケーブルの取り回しを気をつけないと、マフラーに接触してアウターが溶ける事あります・・・これは排気量や車種で取り回しが違う場合がありますので注意です。このベスパは125FL2です。
なんか料理番組ではありませんが・・・本来なら外して錆取りして塗装ですが、塗装済みがあるので交換です。
で、無事装着。今度はスンナリ取れてくれるように、エキパイ口には耐熱グリスを塗布。ブレーキドラムは車種・年式で色々あり、PXでもエンジン側のシールによって違いあったりするので適合確認を。PXやPだからはまればとりあえずOKだと思ってるとグラグラしてきてスプラインがボロボロ!ドラムだけならまだしもドライブシャフト側がボロボロなら大事件です・・・要はドラムと相性があるって事なのです。