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Vespa PX125FL2 ミラー取り付けボルト除去

2010-11-02 | 整備・点検ポイント/PX

Blogphoto3520 整備とは少し違いますが・・・私の店でもどこでもやってる事?なのでいつものメーター横から生えてるミラー取り付けボルトを除去。ヘッドアッセン下側のボルト四本緩めてメーターケーブルをハブ側から少し押し込んだら上がります・・・ヴェラドライバー喰いつき良いね!

Blogphoto3521 カバー持ち上げたらメーターケーブルジョイントを外して作業スペース確保。

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ディスクブレーキのマスターを外した方が良いかと・・・このミラーステーボルトはあまりメリット感じないんですよね・・・メンテしてないとすぐ錆びて固まったりするし、そうなるとカバー外すのも苦労するしね・・・

Blogphoto3523 ピンを抜いて、アクセルシャフトに付いてるスプリングを外せばシャフトは抜けます。アクセル側は比較的楽な作業です。

Blogphoto3524 FLになってからアクセルシャフトに戻りのスプリングが付いてますので・・・手を離すとアクセルは戻る・・・BME以前は付いてないから戻らない・・・だけどシャフトとハンドルボディの滑りが良い物は戻ったりする事もある・・・ややこしいな。要はFLからは戻るのが標準。ならば固い感じなら汚いグリス除去して新たにね。

Blogphoto3525 標準時に何故固まりやすいネバネバしたグリス使ってるのかは知りませんが、新たにグリスアップしてスルスル戻ります。ただBMEタイプに慣れてると結局自分で戻してるからね・・・

Blogphoto3526 次はクラッチ側。こちらはクラッチワイヤーやウィンカースイッチハーネス、セル用のクラッチスイッチコード等を解除する。

Blogphoto3527 ウィンカースイッチハーネスはギリギリ・・・外さなくても・・・余裕無い場合はノーズカバー外して集中ターミナルから外せば余裕出ますよ。で、クラッチからのセル用スイッチは・・・BMEタイプではコネクタ接続なのにFL後期からは線があるだけ・・・一旦切ります。全部抜かなくてもボルトは除去出来るし、シャフト清掃は出来ます。

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全て逆順に組み上げた後は、セル用のクラッチスイッチ(クラッチ握らないと回らないようにする為)のコードをコネクタでね。これなら今後も簡単です。


Vespa PX200 オイルミキサー

2010-11-02 | 整備・点検ポイント/PX

Blogphoto3516 本日も都合により営業時間は午後八時までの予定です。ご了承下さいませ。で、昨日からお預かりのM氏のベスパですが・・・フローは治ってますが、オイルミキサーが気になって、再度点検。カテゴリとしては整備・点検ポイントとは違う気もするけどついでに入れときますか。通常ならオイルがキャブ側から出てきていて尚かつ、このミキサー本体から漏れや滲みが無ければ特に触る必要は無しかと・・・増し締めくらいかな?

Blogphoto3517 左のギヤがエンジン内部でクランクからの駆動です。で、右の大きなギヤが押し込まれるとオイルポンプの動きが小?になるってわけ。動きはスムーズでした。

Blogphoto3518 ケース内部のカムがスロットル開き具合に合わせてギヤを押し込んでるのです。一旦清掃してグリスアップ。動きを確認。

Blogphoto3519 押し込んで終了・・・特にコレ!ってのが無かったのですが・・・オイル消費が大きいような?って疑問と共に点検がてらの安心感です。しかしオイル消費は試運転どころじゃ確認とれないからね・・・乗って頂くしかないですよね。