今日は終日店にいます・・・そんな当たり前の事が最近出来てなくてご迷惑おかけしてばかりですね。で、一番後に整備してるPX125FL2。これだけシートが破れ箇所有り。勿体無いな~考えてみるとFL2は年式新しいのもあるから当店入庫車両でもシート破れってほとんど無かったな。BMEタイプなら出来合いの良いシート革が販売されてるからタッカーでパンパン!なんだけどね。既製品で無いならシート屋さん行きかな・・・
シート金具の取り付け方法は太いってもフランジ部分だけなんだけど、リベットです。ここは古いBMEとかだとボルトだったりするのですよね。
4mmくらいのドリルで揉んでリベットを取って終わり・・・まあこの状態でシート屋さんに出しても問題は無い?だけど揉まれた相手がシート内部に残ってますよね・・・もちろんシート屋さんが剥がした時に取るから問題は無しなんだけどね。
タッカーを全部外して革を剥がす。タッカーは足が残りやすいから良く点検します。
今手持ち無かったから比較にとりあえず・・・右がリベットでもう少しフランジ大きいのが良いですね。だけど私はリベットでカシメるってのがどうもね・・・シート金具の微調整とかもネジ式の方が細かいとこまで出来るから爪つきナットを使います。これもBMEタイプのプラベースなら良くあるけどね・・・ちゃんと打っておかないと空回りって最悪なパターン。
一旦シート金具を止めてネジ締めこんでいけばグイグイ噛んでいきます。まだシート革付けてないから噛み込み具合も確認出来ます。さあ後はシート屋さん任せかな?整備ポイントとは違いますがシート関係が記載無かったのでね。BMEタイプの店でのタッカー打ちとかはPXの年度毎の項目御覧下さい。