Vespa Garage MIKURIYA'S BLOG

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Vespa 125ET3 フロントフォークベアリング等

2010-11-19 | 整備・点検ポイント/ET3

Blogphoto3606 一昨日から高熱でうなされてましてご迷惑おかけしてます。昨日は事故車両入庫の立会いを済ませた後は引き取り予定も全てキャンセルさせて頂き、今日の昼までグッタリしてました。で、本調子ではありませんが、ず~っと寝てるのもきついので店でET3の整備等。フォークベアリングのリングナットを外すには普通はコレ・・・

Blogphoto3607 コレも良い・・・四本掛けだから尚良い?少し掛かりが浅いけど・・・

Blogphoto3608 最後はタガネ。店だから工具使うのであって一般の方ならコレで良いと思います。要は叩く時に潰れないように、あとタガネも鈍い!のがいいですよ。鋭い良いタガネはあっというまにめくれてしまう。それに長年放置車両で固着激しい場合は叩きでいくしかない場合もあるからね・・・

Blogphoto3616 店では叩きでいかなくてもこんなのが・・・インパクトにも接続できる工具です。当然売り物ではなくて特注品です。

Blogphoto3609 ベアリングはキレイに洗浄してグリスアップ。レースにキズがついてれば交換です。キズとはいわないまでも何やらグリスのカスだったりとかは砂消しみたいなモノで擦って消しておきます。

Blogphoto3610 万力台かなにかで固定すれば良いのですが、そんなの無いって方はコレ。といっても私も一番初めの頃のモノが無い時代の習性でこれやってます。タイヤの上でフォークとフェンダー合わせ。この場合だけ普段好きでない固いタイヤ!が良いですね。

Blogphoto3611 フェンダー各ネジは車体に取り付けまで本締めしません。結構普段から誤差大きいからね。で、車体とのクリアランス確認しながら締めます。横のネジの中間に入ってる黒いスペーサーは面倒でも入れとかないと帳尻合わないかフェンダー歪みます。まあもともとピシャリなフェンダーではないけどね。

Blogphoto3612 リングナットの締めなんですけど・・・この箇所の締め具合ってメーカーによって様々だったりするようです。国産四大メーカーですら色々とね。下を締めてから上をどれくらいとか戻すとか・・・実際上下リングナットの間にストッパーが入ってますが、下をギリギリで締めれば上を締めた時にキツキツ・・・良い頃合を探すしかない。元々良い車両なら外すときにマーキングしておいて基準値にすれば良し。

Blogphoto3613 フロントフォークとは関係無いけど、フォーク載せたらハンドルも載せる・・・で、メーターその他接続してライトを・・・ってこのライトの爪とボディ側のくぼみが合わない事は多々ありますよね。で、ライト側の爪の内側を斜めにカット。左右均等にしないと傾くよ。

Blogphoto3614 リヤブレーキアームは普段触れないボディ内だから良い機会と思って掃除と注油。で、ストップスイッチを外して。

Blogphoto3615 接点は外して磨く。スイッチ側も外せるけどそこまでしなくても細いヤスリで大丈夫でないかと・・・テスターで導通確認しておくと安心。とまあ今日もなんかとりとめないポイント。まだ熱が完全に下がってるわけではないので作業もうわのそら?