ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

生を堪能 守谷の公園とビール工場見学

2017年09月08日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2017年9月8日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成29度第16回(2017年第32回)、「守谷の公園とビール工場見学」ウォーキングに参加した。
アサヒビール工場見学は、2012年6月29日(金)以来で、5年振りとなる。

常磐線取手駅で関東鉄道常総線に乗り換える。
8時35分発の水海道行に乗車


この日の参加者は22名。
うち2名が新守谷駅で合流することになっている。


当初申込みした人は27名だったが、随分前のことで時間が経ったためか、
申し込んだことをすっかり忘れてしまった人も何名か。
今回はキャンセル料がいる訳でもないので、御愛嬌である。


8時56分、スタート地の新守谷駅に到着。


JR取手駅で常総線に乗り換える際に、うっかり乗り過ごし、
JR我孫子駅で折り返して次の列車で到着する、という仲間を待つために、
新守谷駅で立ち話をしながら待っている状況である。


13分ほど遅れて次の列車がやって来た。


この日の参加者が一応揃ったところで、9時15分、新守谷駅を出発!
新守谷駅で合流することになっていた2名は、駐車場の関係で、
10時頃を目安に途中の「四季の里公園」で合流することに。


先頭は、いつものOさんである。


駅前を走る国道294号を跨ぎ、


新守谷駅からほぼ真っ直ぐに西へ延びる市道へ。


しばらくは樫の木の並木道を進む。
『広くて歩き易い歩道だよねっ』


9時19分、常磐高速道を通過。
(写真は牛久・土浦方面)


9時26分、イトマンスイミングスクール守谷校前を通過。


イトマンスイミングスクールを過ぎると、歩道の広さは半分に、
また、それまでの樫の木から欅の並木に変わった。


常総ふれあい道路が走る市民交流プラザ前交差点


市民交流プラザ前交差点を横断し、


9時37分、総合守谷第一病院前を通過


次の市営住宅入口交差点で左折横断し、道路の反対側へ。


道路の反対側を350mほど進み、


守谷高校入口交差点を左折し、「四季の里公園」を目指す。


『少しだけのどかな風景になったわねっ』
『のんびりして良いよねっ』


9時52分、守谷高校前を通過


守谷高校の先の住宅地を進むと・・・


右手に「四季の里公園」が見えて来た。


「四季の里公園」東ゲートに到着し、


石段を下ると・・・


10時1分、「四季の里公園」”花菖蒲の池”に到着した。
”花菖蒲の池”に囲まれた中央付近に四阿がある。


四阿から”花菖蒲の池”を見ながら、


池の反対側へ。


四阿の周りは早くも次の年に備えた花菖蒲の株がきれいに手入れされていた。
『花菖蒲が咲く頃に訪れてみたいねっ』


10時3分、「四季の里公園」メインゲートに到着。
ここで合流することになっているFさん夫妻は、既に到着していた。
これで、この日の参加者22名が全員揃って一安心。


11時からのビール工場の見学には若干早いため、
ここで少し長めの休憩を取ることにした。


少し時間があるので、中央広場へ行ってみよう。


何かに見惚れているようだが・・・


鯉である。
体長は50Cmほどありそうだ。
『大きな鯉だね~っ』


10時25分、ビール工場へ向けて出発!


グッドマン守谷(日本通運の貯蔵施設)前を通り、


県道58号へ。
見頃は過ぎているが、百日紅の赤い花が彩りを添える。


右手にアサヒビールの工場が見えて来た。
次々に大型トラックが出て行く。
ここは出来上がったビールを運ぶ運送会社の出入り口になっている。
目指す見学館はもう少し先である。


『あの高い建物がそうじゃないのっ?』
(高い建物は、木の陰に隠れてしまい、撮れなかった)


県道58号を歩くこと凡そ15分、目指す見学館入口に到着した。


見覚えのある建物が見えた。
左の高い建物(地上60mのアイムタワー)が試飲会場である。


はやる気持ちを抑えて見学館へ。


守谷駅との間を往復するアサヒビールのシャトルバスの他に、
貸切りで見学に来たと思しき観光バスが数台止まっていた。
『いやぁ 平日でもけっこう人気があるんだねぇ』


10時47分、見学館に到着。
帰りにここで記念撮影をしよう。


受付を済ませた後、リュックなどの荷物を預けて、映像室へ。
『腰が沈む感じの椅子だねぇ』
座り心地は上々だ。


この日案内を担当すると言う女性の挨拶があり、
大型スクリーンでのPR映像が始まった。


キャッチフレーズというか、会社の理念は、
”すべては、お客さまの『うまい!』のために。”
なのである。


御存じ”アサヒ スーパードライ”だ。


10分ほどのPR映像が終わると、大型スクリーンが下がり、
目の前に池の景色が広がる。


池の上の通路を通り、いよいよ見学開始である。
一部の動画撮影を除き、静止画撮影は特に制限していない、
とのことで、レポートする身にとっては、嬉しい限りである。


左右の大型ガラス窓の外には、きれいな池の景色が広がる。
『素敵だね~っ』
心憎い演出・設計である。


最初は、仕込釜などが見渡せる部屋へ案内された。
仕込釜、仕込槽、麦汁ろ過槽、麦汁受槽、煮沸釜などが並んでいる。


一番大きいのは、麦汁ろ過槽で直径が13mあるとのこと。
『へぇ~そんなに大きいんだっ』


続いて、ビールの原料となる麦芽の味見。
『香ばしくて美味しいねぇ』
『甘味もあるよっ』


こちらは、ビール独特の風味と苦味の元となるホップだ。
『独特の香りがするねっ』
麦芽・ホップ・水の他にも、副原料として、米・コーン・スターチが
加えられる、そうだ。


次の行程の説明のため移動。


ビールの発酵・熟成工程の説明があり、


実際の屋外タンクの見学である。


冷却された麦汁にビール酵母を加え、発酵タンクの中で約1週間発酵させ、
さらに熟成タンクで数十日間じっくりと熟成される。
タンクの容量は500Kl、直系8m、高さは20mで5階建てのビルに相当する、
とのこと。


林立する発酵熟成タンク群。
1つのタンクのビールを飲み干すには、毎日350mlの缶ビール1杯を
飲むとすると、3,900年以上かかることになる、のだそうだ。
『そんなに入ってるんだぁ』
『気が遠くなるねぇ』


熟成タンクでじっくりと熟成されたビールは、「ろ過機」を通り、
酵母などが取り除かれて、透き通った黄金色の生ビールが誕生する。
その後、びん詰や缶詰、樽詰行程へ送られることになる。


それぞれの行程は、機械化されているが、実際にビールを飲む
官能検査が行われている、とのこと。
選抜試験に合格した検査員が試飲をして、味・香りなどあらゆる面から
総合的に判断して、品質を管理している、のだそうだ。


びん詰・缶詰行程へ。


あいにくこの日は、月1のメインテナンスのため、
機械は停止しており、検査員による点検が行われていた。


『ベルトコンベアの上をびんや缶が流れるところが観たかったわねっ』


工場で出る副産物・破棄物に対しては、社を上げて積極的に取り組んでいる、
との説明があった。
アサヒビールでは、100%再資源化している、そうである。


仕込で発生したモルトフィードは牛などの飼料に、


余剰酵母は医薬部外品や食品に、


その他王冠やカレット(びんのかけら)、コーティング用ドラム缶など
あらゆるものが再資源化される行程が図で示されていた。


『ペットボトルから制服が作られているんだぁ』


2lのペットボトル10本から夏の制服が、14本から冬の制服が作られている、
とある。


最後にエスカレータで、地上60mAIMタワーの試飲会場へ向かう。
次第に期待が高まる。
(AIM:Asahi Ibaraki Moriya の頭文字)


試飲会場へ。


試飲会場手前にアサヒビール120年の歴史が展示されている。


歴史展示を過ぎると、左手窓の外に


最初に通った見学館の通路が見えた。
『けっこう高い所に来たねぇ』


最後にエレベータで最上階へ上ると、そこが試飲会場になっていた。
左側一列と正面窓側の一部が当会用の席に指定されていた。


生ビールは、こちらで注いでもらうことになる。


最初の1杯目は、スーパードライである。
アルコールが苦手な人には、ソフトドリンクが用意されている。


全員飲物が揃ったところで、『かんぱ~いっ』
『いやぁ 美味いっ!』
『やっぱし 出来立てが一番だよねっ』


試飲風景(1)


試飲風景(2)


試飲は、約20分間のうちに3杯までとなっている。
2杯目は、ドライプレミアムを注いでもらった。
やや苦味が強い感じがした。
味はスーパードライと似ている、と感じた。
つまみは、「なだ万」のクリームチーズおかきである。


試飲風景(3)


試飲風景(4)


試飲風景(5)


最後の3杯目はスーパードライ・ドライブラックだ。
それほどクセがなくて飲み易かった。
アンケートに記入していたら、タイムアップとなり、
慌てて飲み干した。
試飲の20分間は瞬く間に過ぎた感じである。


試飲会場を後にして、見学館へ戻る。


通路を通り抜けたところがGift Shopになっている。


守谷駅行のバスまで少し時間があったので、買い物をして行こう。
買い物風景(1)


買い物風景(2)


自分は、減塩味噌汁(10袋1,000円)、


他にチーズ・ササミセット(950円)や木樽入りビールケーキ(1,290円)、
「なだ万」モッツァレラ煎餅(205円)などをケースに入れた。
締めて3,445円、何時になく買ってしまった。
生ビールを3杯も飲んだ勢いだったと少し反省も。


ほぼ全員が何らかの土産を買い、レジには行列が出来た。


買い物も終わり、最後に記念撮影をして、


12時50分発のシャトルバスに乗り込んだ。


車内は満足そうな笑顔に包まれた。


守谷駅に到着し、弁当を食べるに相応しい場所を求めて、
近くを探してみることにした。


こんもりとした森のような場所が。
『あそこへ行ってみますか?』


しかし、そこは公園ではなかった。
半分鬱蒼とした森のような所だった。


森の中には小さな祠があり、


祠の入口付近は、一応草が刈られて小じんまりとした広場になっていた。
他に行けるような所は近くに見当たらないし、お腹も空いて来たので、
『ここで弁当を食べて、帰りことにしましょうっ!』
ということで、
弁当タイム(1)


弁当タイム(2)


弁当タイム(3)


弁当タイム(4)


突然、ぱらぱらっとだが、雨が降りだし、慌てて傘を差す人も。


13時41分、弁当が終わり、守谷駅へ向かう。


守谷駅を目指す。


急に空が晴れ上がり、暑い日差しが降り注いだ。
『さっきの雨は何だったんだろうねっ?』


守谷駅が見えて来た。


13時55分、常総線守谷駅に到着


14時3分の取手行まであと8分だ。
『ちょうど良いタイミングだったねっ』


14時3分ちょうど、取手行(1両)が到着


常総線車内


『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』


アサヒビールの工場見学は、2012年6月29日(金)以来で、5年振りとなった。
その時の記事を見て、当時見学コースは撮影禁止だったことを思い出した。
今回は、一部の個所の動画撮影を除き、静止画撮影は全面的にOKとなっていた。
おかげで見学の様子を紹介できたことは、大変良かったと思っている。
会社の姿勢を歓迎するとともに評価したい。

スーパードライ、ドライプレミアム、スーパードライ・ドライブラックという
3種の生ビールを飲ませてもらったが、どのビールも本当に美味しかった。
家ではどちらかと言うとスーパードライを好んで飲んでいるが、
これからもきっとスーパードライを飲み続けることだろう。

機会があれば、また見学に訪れてみたい、と思う。

この日の万歩計は、14,000歩を超えていた。

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