年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

ココイチで仕切りのある席で 異床同夢(同床異夢ではないよ)

2021年03月16日 | 宅老のグチ
ココイチのカウンタ-席は仕切りがあって(コロナ以前は無かった気がする)、個食席となっている。大規模養鶏場のニワトリが個室をあてがわれ、エサが前に置かれ、首を出して食べている風景を思い出した。これなら声を出さないで食事をすればコロナ感染拡大は無い気がする。今の知見ではマスク無し会話で空気の流れの無い空間は危険となっている。多くの感染拡大はこの様なところだった。焼き肉屋は排煙装置が各席についているので会話による食事中のコロナ感染リスクが少ないという。
 集団で食事することが普通な外国と個食文化が発展しつつある日本で仕切りのある席の狭さは何処まで進むのだろうか。カウンタ-席は場合によっては無作為抽選の相席システムにもなり得る。店舗の席に座った人にのとなりにマッチングアプリで店舗外の周囲にいる人に連絡するシステムが繁華街で流行るかもしれない。多くの出会いが今不足している。息抜きタイムで隣の人に話かけても良いとすれば新しいアイデアが社外でも浮かぶかもしれない。最近流行っているフリ-アドレス席はそのような効果を狙っているのだろう。同じ人たちの考えの集団であっては新規のアイデアが生まれる可能性を潰す。多くの歴史は下刻上の歴史でもある。
 違う発想法が無ければ進歩の進みも遅い。多くの歴史が示しているのはピンチはチャンスという事で従来の発想法では解決できない、時間がかかるという問題を危機という事で強引に対処することで、危機を脱出した。明治維新の時も武士という身分に安住した人が没落し、敗戦後の時も軍国資本主義の人が排除され旧来の発想や組織を超え、急速に発展した。今は戦後の成功体験に浸って引退しない老人(相談役)の抵抗でDXの進みが遅い。明治以降の学歴尊重思想がまだ残っている。これでも藤井棋士が打破する事例となったきた。棋士の活躍する年齢を考えると、若い時の一月は大切である。アイデアがあっても学歴のため、事業のスタ-トが遅れ、他社に先行されることも普通となった。アイデアの陳腐化の速さが異常に早く、異床同夢と言う言葉があっても良い時代となった。事業の独占アイデア時間は前より短い。前なら多くの人がチョット成功するが今は一人か二人しか一つのアイデアで成功しない。良いアイデアに資金が集中し、並みのアイデアが育つ時間は無くなった。

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