goo blog サービス終了のお知らせ 

 年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

榎本武揚のインフルエンザ

2009年02月08日 | 福神漬
榎本武揚のインフルエンザ
明治23年5月15日の東京日日新聞(今の毎日新聞)の記事
榎本文部大臣の病状は昨今軽快の赴きしも咳がとまらず、右は流行のインフルエンザにて、昨日より夫人にも感染したと見える。
 15日は文部大臣を辞任する日だが他の新聞には上野の彰義隊23回忌に参加し第三回内国博覧会に行ったという。
 5月17日の記事では山縣内閣の4人の閣僚が交代したという記事がある。ここ記事を書いた「吾曹」(ごそう:「われわれ」の意)と自称していた福地桜痴はこの更迭を事前に知っていたような書き方である。ここ後数日経つと各新聞の内閣改造の評論が出ている。ほぼ同時期に池之端御前と呼ばれた福地が新聞社から追われる時期でもあった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする