地元の勉強会

　福岡市内で隔月勉強会を行っております。前回は、財政再建と社会保障改革、今回は、金融緩和解除と日銀の独立と、参加者の関心に沿ったテーマを選定しております。
　参加者の多くは、医療関係者と会計士で、それぞれの専門家の立場から頂くご指摘は非常に参考になります。国の借金を考えると日本銀行の金融緩和解除や将来公定歩合の引き上げが困難であることから、株や土地などの資産インフレが進行する可能性が高いと思われます。その場合資産効果で景気が良くなっても、景気回復の恩恵が以前程公平に行き渡らない可能性が高いといえます。その場合日本も貧富の差が拡大するというリスクが生じるはずです。
　今日銀の独立性が議論されておりますが、貧富の差の拡大を容認するような金融政策でいいのかという視点も重要です。
　勉強会の後は、近くのラーメン屋さんで食事をしながら熱い議論を続けました。次は、１月下旬に行う予定です。