民主党公認予定県議会議員候補「岸本ぜん」さんの事務所で国政報告会を行いました。通常国会での重要法案の審議や5年超の小泉政権の評価などを議題に講演しました。その中で参加者の最大の関心は、福井日銀総裁の村上ファンド投資問題でした。超低金利下で金利決定権限のある総裁自身が1400万円超の利殖に励んでいたのではないかという疑義に対する批判は、相当なものがありました。
日本銀行の政策決定委員会は、国民より金融政策の決定権に関して委任を受けています。その受託者責任を十分に果たすためには、個人的な利益(利殖)との利益相反を回避することが必要です。今回の国民の日銀総裁への不信を払拭するためには、日銀の内規変更では不十分で、日銀法を改正することが必要です。改正すべき点として、政策決定を行う委員に資産公開のみならず、政策決定に関する内部情報を利用した「不公正取引:証取法157条」を回避するために、日銀法の中でインサイダー取引を禁止する条項および違反した場合の厳しい罰則を盛り込むことが必要です。
日銀法改正で日銀の信頼を回復することが、福井総裁の辞任より重要だと考えます。日銀の信頼がなくなれば、お札(日銀券)はただの紙切れになります。そのようなことがないように日本銀行ならびに日銀幹部等の一層の奮起を期待します。
日本銀行の政策決定委員会は、国民より金融政策の決定権に関して委任を受けています。その受託者責任を十分に果たすためには、個人的な利益(利殖)との利益相反を回避することが必要です。今回の国民の日銀総裁への不信を払拭するためには、日銀の内規変更では不十分で、日銀法を改正することが必要です。改正すべき点として、政策決定を行う委員に資産公開のみならず、政策決定に関する内部情報を利用した「不公正取引:証取法157条」を回避するために、日銀法の中でインサイダー取引を禁止する条項および違反した場合の厳しい罰則を盛り込むことが必要です。
日銀法改正で日銀の信頼を回復することが、福井総裁の辞任より重要だと考えます。日銀の信頼がなくなれば、お札(日銀券)はただの紙切れになります。そのようなことがないように日本銀行ならびに日銀幹部等の一層の奮起を期待します。