金融商品取引法改正法への質問

　今週は、週３回国会質問が回ってきました。今日の質問は、予定外で準備が大変でしたが、金融・証券に関する法律ということで専門分野ということで何とか質を確保した質問にすることが出来た気がします。
　金融庁は、ここのところ金融行政を大きく舵を切ったように見受けられます。今月ベター・レギュレーションを発表しました。これは国内新聞が余り報道しておりませんが、米国経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル等海外メディアでは高く評価されていること柄です。今回の質問では、ベター・レギュレーション施策をベースとして、証券・金融市場のあり方を議論しました。TCIとJ-Powerの問題、サブプライムにおける邦銀の巨額損失とコーポレート・ガバナンスのあり方、日本の金融人材育成と金融士制度などを議論しました。また金融商品取引法で改正されるファイアー・ウォール規制撤廃、プロ向け市場創設等個別の論点を確認して行き、持ち時間の４０分があっという間に終わってしまいました。もう少し時間が欲しかったという感想です。しかし今週は、３つの質問で合計１２０分もいただきましたのでこれ以上言ったら罰が当りそうです。