本日朝8時からの民主党財政金融部門会議で、現在衆議院で審議中の金融商品取引法改正法に関する勉強会を行いました。NIRA主任研究員犬飼重仁氏を講師に迎えて、金融実務家及びに研究者の立場から非常に有意義な講義を受けました。諸外国の株式・債券市場、市場インフラ整備、ADR、規制監督機関のあり方など様々な論点の整理が手際よくなされました。
これまで銀行、証券、保険、その他の金融商品が分野別に業法で縛られていた金融商品が、より包括的・横断的な市場法制として金融商品取引法が2年前に制定され、今回はさらに一歩進んだ改正がなされる予定です。
今回の改正案に関して、方向としては望ましいものでありますが、銀行法、保険業法との調整や金融庁、経産省、農水省などの縦割り行政の弊害を十分にはまだ解決していないという意見もあります。この当たりが今後の参議院委員会での審議のポイントだと思います。
これまで銀行、証券、保険、その他の金融商品が分野別に業法で縛られていた金融商品が、より包括的・横断的な市場法制として金融商品取引法が2年前に制定され、今回はさらに一歩進んだ改正がなされる予定です。
今回の改正案に関して、方向としては望ましいものでありますが、銀行法、保険業法との調整や金融庁、経産省、農水省などの縦割り行政の弊害を十分にはまだ解決していないという意見もあります。この当たりが今後の参議院委員会での審議のポイントだと思います。