山形の森 保守醒論

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単純一郎の直情軽薄な脱原発論

2013-11-04 09:52:35 | Weblog
小泉元首相が講演で、脱原発論を語り、呼応する反日メディアと左翼分子(とバカ)が歓喜に沸いている。
首相も経験した長年の政治生活で、核廃棄物の最終処分問題を学びもせずに、やっと気付いたかのようないまさら発言である。
政策を吟味せずに直情感性で行動する単純一郎の軽佻浮薄さを表わしている。
安全重視は当然ながら、日本経済と安全保障に係わる広汎な範囲で総合的解決策を図っていくのが政治家としての使命であろう。
科学技術的課題を政策に反映させることも政治責任である。
小泉は、フィンランドの核廃棄物最終処分場施設「オンカロ」を視察した結果から「脱原発論」を語っているが、フィンランドは「原発推進」を目指して安全な処分施設を建設しているものだ。
日本が世界に伍して生存してゆくためには、フィンランドの「オンカロ」以上の安全施設を作ることである。
国家的に解決できなければ、地球的レベルで解決策を模索してゆくことも永遠の課題である。
ともあれ、人類が開発した核技術を人類の手によって乗り越えなければならない宿命とも言えよう。
難関に立ち向かい困難を乗り越えることで、人類の科学技術も医療をも進歩させる。
越えても越えても、終わりの無い人生テーマのなかにいる。
単純一郎の直情軽薄な脱原発論を斬る。
コメント
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