山形の森 保守醒論

山形から発信する内外の時評ブログ!

金正日総書記の訃報にオロオロ、「韓国の・・・主席・・・」と口にする外交安保不全の近藤洋介・民主党議員

2011-12-20 21:16:48 | Weblog
12.19、野田首相が予定した就任後初の街頭演説(新橋)が、金正日総書記の訃報にドタキャンした。
前座を務めていた近藤洋介衆院議員(山形2区)は、金正日死去の報にオロオロ、「韓国の・・・(金正日)主席・・・」と口にしてしまう醜態、同乗の蓮舫行革担当相にも、ヤジが飛び交い警備警察官と聴衆者がもみ合いになるほどの様相だったと伝えている。
危機管理に指導的立場にあるべき国会議員が、何の正論で対抗するでもなく認識不足(不勉強)の醜態を曝け出してしまうことに、今日の呆れた政情全体を感じてしまう。
近藤も蓮舫も野田グループに所属する議員とすれば、およそ身内の「幼い政治ゴッコ」のプレゼンと見るしかない。
夜になって、テレ朝日「TVタックル特番」を見たのだが、世情メディアの「いわゆる『従軍慰安婦』」についての討論で、タックルのキャプションは、単に「慰安婦問題」としていることに、「これは(テレ朝日にも)マトモな製作者がいるものだ」と賛意して見ていたものだが、出演の自民党・塩崎恭久が「従軍慰安婦」と繰り返し発言している。
ここに自民党のポリシー無き迎合体制が見えてくる。
保守派を任じる安倍晋三が安倍政権発足で、この(元中核派)塩崎を官房長官に採りたてたことこそ、「甘ちゃん晋三」と呼ばれる所以でもある。 
前歴を問わないことは、それだけに過去の洗礼思想に対する懺悔のうえで、如何に転向しているのかを見定める必要がある。
近藤洋介(民主)と塩崎恭久(自民)に見る変わり映えしないポリシー無き椅子取りゲームに狂賛する、政治家保身の短絡な利得行動だけが見えてくる。
毎年、年末になると政界再編論議が横行する。新年1月1日付けで算定される政党への公的助成金狙いで在ることは明白で、この「国賊卑し系」が日本を蝕んでいる。
国内問題に逡巡しても対外的外交安保については「全日本」であって欲しい。
金正日総書記の訃報にオロオロする政治家に、外交安保を委ねる余裕など、いまの日本に無い。
「韓国の・・・(金正日)主席・・・」と口にしてしまう脳裏を払拭できなければ、とても保守派(コンサバティヴ)には入れない。
滅公奉私のオロオロ賊、朝鮮民主党でしかない。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする