山形の森 保守醒論

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「坂の上の雲」を目指した明治人、「坂の下の沼」に堕ちた平成ドジョウ政権(野田佳彦内閣)

2011-12-04 19:39:51 | Weblog
国家存立の防衛と治安を担うべき最高責任者にある一川保夫防衛相と山岡賢次国家公安委員長に対して、野党は参議院で“任にあらず”と問責決議の提出を模索、政治情勢から可決の方向にある。
野田首相は政権発足当初から任命の適材適所を口にしていただけに、辞任となればその任命責任が大きく圧し掛かる政局事態が待ち構えている。
AKBトロイカ政党(赤・菅直人、黒・小沢一郎、バカ・ルーピー鳩山)の民主党にあって、マトモなのは野田佳彦ではと期待していたものからすれば、呆れた同床感染症を見る思いだ。
政権人事を見ればノーサイド挙党体制そのものであるが、さらに尾を引くのは菅前政権の政策継承そのものであることが見えてくる。
(?)保守派と見られた野田は、小沢Gが擁立した海江田万里(ブルヂストン子ども手当が切れて霧散の鳩山G)、直前まで支援を想定した前原誠司が出馬したことにより、頼る先は菅直人Gしかなかったことにある。
その代表選過程から菅の支援条件として菅政権の政策・施政方針を全面継承すること、さらには野田が菅直人と共有する在日朝鮮人からの献金問題があり、保身のため司る法務相に左翼の平岡秀夫(菅G)を受け入れることとなった。
脱官僚の旗印を掲げて見たものの財務省にサボタージュされたら、政権転落になることを(鳩山・菅)二代に渡り目にしたものだから、財務省頼りの“おんぶ政権”に成り下がったのである。
出てきたものは(財務省を頂点とする官僚権益の)公務員制度改革を袖にした国民への増税要求路線である。
およそ、国家国民の思いと離反した野田ドジョウには、「坂の上の雲」を目指した明治人に対して、「坂の下の沼」に堕ちた平成ドジョウ政権の称号を贈りたい。
折しも、江戸時代末期に不平等な開国要求をさせられた日本が、国際社会に対等な参加を挑んだ司馬遼太郎傑作のドラマ化、NHK「坂の上の雲」完結編が放送される。
民主党を支持したものでは無いものの、歴史に学ぶ思いから、平成の世に生きる日本人として「坂の上の雲」を目指した明治人の勇士に対比して、「坂の下の沼」に堕ちた平成どじょう政権の時代範疇にいることを残念に思い悔い入る。
先人達が生死を賭けて築いてきた誇れる国史の継続に頭の下がるのみで、無力な己に忸怩たる思いを重ね続けるものである。
民主党・野田政権は、彼の国(特亜)と同じ偽造捏造文化が普段に罷り通る、非日本人的な政権姿勢であることを知るべきである。
コメント
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