山形の森 保守醒論

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加藤紘一の妄言、「自民党の歴史的使命は終わった」は自縄自縛

2009-01-12 19:59:33 | Weblog
「自民党の歴史的使命は終わった」などと、加藤紘一が相変わらずの妄言を繰り出している。
ブログ子から言えば、自民党が本来の“結党の歴史的使命を忘れた”からこそ、国民支持を失い迷走政局に陥ってきているもの考えている。
加藤批判についてはこれまでも触れているが、元々全学連の左翼思想を引きずり、中国共産党に組込まれた工作要員に数えられ、朝鮮総連関連でもパチンコ献金を通じて取り込まれている売国スパイ政治家と見てしかるべき人物である。
加藤が言う「自民党にかつての統治能力はない」などは、自らの工作実績をひけらかしたい言い分だろう。
ブログ子は自民党員であるが、現状政治においては頗る不満である。
されど、野党が明確可能なビジョンを示しているかと言えば“否-NO”である。
加藤は「自民党も民主党も、どういう国にするかを示す『旗』がない。今は、豊かさより平等、組織より地域社会、強さより平和という考え方が重要だ。旗を立てないと、幕末の混乱期のようになる」と述べている。明らかにリベラル左翼の論立てである。
保守党標榜の自民党がリベラルの加藤紘一らを自民党に居住させた30余年の実績こそ、保守政党の形骸化に繋がったものと考ている。
自民党結党の最上位プライオリティーの『憲法改正』が達成されてこそ、次のステップに進む政治手順であろう。
派遣切り、「派遣切り村」を否定するつもりはないが、あまりにもメディアの「ナイーブ偏向報道」が、(?いわゆるマルクス戦略二分論)に見えてしょうがない。
一方で、加藤は「社会主義が崩壊し、経済成長を目指すため、国民は自民党を選んだが、自民党は15、6年前にある種の任務を終えた。
その後、新たなイデオロギーを持てず、2代続けて総理大臣が職を投げ出した」と自らの「加藤の乱」の愚を顧みずに勝手な評論を展開している。
“加藤紘一の政治生命の終焉”こそが突きつけられている現実だということを知るべきだろう。
1970年代ごろから、自民党は漸次左傾化を辿ってきた。
日中国交正常化以降の経済優先の政治選択が国民精神の荒廃を生み、「自民党の歴史的使命を棚上げさせたい」加藤紘一ら全学連活動家が(野党のみならず)自民党にも入り込み、左翼メディアと連動した左傾化路線は“自社さ、村山内閣樹立”にまで踏み込んで、結党使命を袖にした身売りにも擬せられる愚走を行った。
究極の自民党再生を狙うなら、加藤らリベラル議員とは袂を分かち、“結党の歴史的使命”を旗印に一から邁進することこそ国民の支持回復に繋がるものと考える。
田母神論文問題での支持率に見られるように国民世論は冷静に見ている。世界的な経済停滞状況のいま、“日本人のDNA”が湧き上がってくる機会となってきていることを政治家は知るべきである。

コメント
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