モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

お手伝い

2021年02月18日 | メンティナンス

お客さんが老後の楽しみに?バイクいじりをしている。

最近やっているバイクがライジングと言う名称で、1954年に名古屋の中部自動車工業が製作したらしい。(別モ国産モータサイクルの歩みより)

程度はお世辞にも良いとは言えず、常人がみれば錆びた鉄屑だろうなぁ。

出来ない所はお手伝いする感じで、今回は車輪を持ち込んできた。(正に車輪という言葉が当てはまる)

 

 

 

一輪はタイヤを外してくれてあったが、残ってる方はタイヤとは言えない物体が纏わり付いていた。

昔のリヤカー(バイクも)に使われてた耳付タイヤだ。

この状態で直してもタイヤが無いから、19インチに組み替えようと思う。

 

車輪各部の状態を調べる。

前輪

 

 

 

 

片ハブだねぇ。

ハブベアリングの作りは正に自転車だ。

ん?ハブ側じゃない方のスポークはどうやって外す?

なるほど~ブレーキドラムが外れるんだね~。

これならスポークも外せる。

 

 

 

 

後輪はもう少し凝っていて、先にスプロケットを外さなければならない。

裏側のナットを外して。

 

 

 

細いビスを折らないように、CRCを付けてユックリと外していく。

 

 

あとの作りは前輪と同じ。

 

この頃は色んなメーカーさんがあって、ライジングもその中の一台。

鉄工所で作ったような物も多かったんだろうな。

 

ちなみにキレイにはしません。

オーナーさんの要望なのでハブなどは錆びたまま組む。

ただリムとスポークは新品なんで激浮きになると思う(笑

#230ミリで3ミリ径位のスポークが何かないかな~(セロー用とか?)

どこか行って測ってくるかなぁ。

親切な九州の方が教えてくれないかなぁ^^;

 

今回は下準備、急いでないので作業は当分やりません~。

 

 

コメント (6)
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