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モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

DUCATI Mach1 修理

2025年01月19日 | メンティナンス

DUCATIシングル仲間で新年ツーリング中、エンジンから異音が出たと言う。

その後引き取りを済ませエンジン始動した所、打音がクラッチケース側から聞こえる。

ある程度の見当は付いてるのでクラッチケース側を分解していく。

 

 

 

 

原因は画像マル印ウッドラフキーの段摩耗。

段摩耗によってクランクギアにガタが出て打音が出ていた。

もう少し乗っていたらウッドラフキーせん断で走れなくなっただろう。

 

 

時々ココのせん断による修理がある。

やはりクラッチハウジングにもダンパーが付いてて欲しいと思う。

リヤホイールハブにしかダンパーが無いので、結構ストレスがかかるんじゃないかな。

 

それでも今回は大事な修理にならなくて良かった~^^

 

 

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ゲージのガラス割れ

2025年01月16日 | 雑記

コンプレッションを測ろうとして、うっかりゲージを落としてしまった。

今までは気にもしてなかったけどガラスなんだよねぇ^^;

しばらくは透明なシールを貼って使ってたが、どうにも気持ちが悪い。

そこでガラスを外しアクリル樹脂で作ることにした。

 

 

 

大雑把に切り出してからリムに入るまで削っていく。

そんなに正確じゃなくていいから気は楽。

 

 

 

元通り組付けて完了。

樹脂の方が割れなくて良いかも^^

 

 

このゲージも30年近く使ってるなぁ。

スナップオン神話全盛の頃のに買ったものだ。

バイク使用だと少し使い難いかな。

 

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CB450 お漏らし

2025年01月11日 | メンティナンス

オーナーは通勤にも使用しているCB450

最近地面にオイルが垂れてくると言う。

聞くとオイルを足してエンジンをかけると、ボタボタ垂れて来るらしい。

引き取ってエンジンオイルを補充してかけてみると、ボタボタ出る~~~^^;

 

スプロケットカバーを外すと一目瞭然だった。

プッシュロッドのオイルシールがすっぽ抜けてる^^;

シールの経年劣化か?

在庫があるかな~~?

 

 

#追記

工房にはシールの在庫が無かったのでメーカーに発注。

まだ入荷できた。

少し余分にオーダーしておいた。

その後シールを交換して修理は無事に完了^^

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仕事始めです

2025年01月06日 | メンティナンス

新年おめでとうございます。

今年も宜しくお願い致します。

 

ワタシの奥さんは美容師なんですが暮れの30日まで仕事をしていて、新年を迎えた元旦に喉が痛いと言う。

(昨年の暮れは奥さんからインフルエンザを移され、えらい目にあったのでワタシは予防接種をしておいたのですが。)

しかし元旦から当番医にTELしてもぜんぜん繋がらず、やっと繋がれば8時間待ちと言われる始末。

熱は解熱剤で抑えられたので様子を見ながら、2日に検査キットを購入して調べたところコロナの反応。

3日目には家族全員感染。(インフル予防は役に立たなかった^^;)

ワタシも4日には頭痛 関節の痛み とダウンしたけど、それでも症状は一番軽く5日には殆んど解消した。

6日の仕事始めは何とか間に合ったけど、他の家族はまだ駄目かな。

そんな訳で過去最悪な正月でしたね~^^;

 

さて暮に作業していたCB1100Rですがシリンダーとヘッド合わせ面からのオイルリーク原因が分かった。

銅製ヘッドガスケットの矢印部分に道が出来てる。

 

 

指で触ると結構な段差がわかるほど。

前に面研してガスケットは焼きなましして最使用、その時はこんな傷は無かった。

この個所だけ密着が甘く爆発圧で徐々に道を作ったのか?

そのくらいしか思い浮かばない。

燃焼室側にも跡が

 

 

 

取り合えず作業を進めて行く。

バルブを抜いていく。

この前やったCBX1000を思えばまだ楽?

 

 

 

バルブもあまりいい状態じゃあないねぇ。

同じ燃焼室のインテークでも片側はバルブフェイスに結構なカーボン。

こうなるのはバルブシートの当たりが悪いんだろう。

シートカットが必要になるかな。

 

 

 

 

バルブステム径を測っていくと、インテーク側は全滅に近い。

使用限度を越えちゃってる。

 

 

 

ただ部品が無い。

バルブも無いんだよね~^^;

仮にバルブとガイドを交換してシートカットを施す、そうなるとシムも変ってくるけどシムもない。

 

今後どうするかはオーナーと話し合わないといけないね~。

 

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クラッチハウジング ダンパーの交換

2024年12月28日 | メンティナンス

常連さんのCB1100Rがまた入院した。

今回はヘッドガスケット合せ面からのオイルリークと、始動時に気になる白煙の多さ、そしてゴトゴト音の修理依頼。

ゴトゴト音の怪しいクラッチハウジングの修理から開始する。(簡単なところから)

 

クラッチハウジングダンパーは部品として供給されていない。

ガタが出たらAssy交換になるのだが、どこかのShopで販売していた物をオーナーが持ち込んでくれた。

 

まず鉄製のリベットを抜くところから開始。

センターがズレないように気を付けてドリリングしていく。

 

 

 

ドリル径を替えたら頭を飛ばしていく。

 

 

 

 

プレートを外して、ダンパーゴムを抜く。

 

 

 

リベットはきつくハマっているので、ヒートガンで熱しながらプレスで抜く。

 

 

無事抜けました^^

 

 

 

リプロ品はリベットでなく6㎜ビスを使うのでタップでネジ穴を開けていく。

 

 

新しいダンパーゴムを組付けていく。

 

 

 

プレートを付けてビスにはネジロックを塗って組んでいく。

 

 

完成~。部品があれば作業もスムース。

 

 

このダンパーゴムのヘタリはホンダのバイクには多い事例だよねぇ。

この前やったCBX1000は初期型がゴムだけど、後期はスプリングになっていて強化されてた。

やはりゴムは劣化するから仕方ない。

 

#おまけ

スタッドボルトの錆が酷かったのでブラスト後、耐溶剤シルバーを塗っておいた。

ネジ部は組む時にダイスを通します。

ほんとは亜鉛メッキすればいいんだけど^^;

 

 

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