英国郵便局の冤罪事件が同国史上最大のものとして報道さている。
700人以上の郵便局長らが横領罪に問われたというもの。
財産を失い、自殺に追い込まれるなど、その悲劇は広範囲で深刻だ。
最近になって、これは横領ではなく
会計システムの不具合によるものであることがはっきりしてきた。
ぼくにとって衝撃的なのは、
そのシステムが富士通の子会社が開発したということだ。
英国といえば、以前に日本の列車運行システムが評価され、
英国でも導入するという話があり、ぼくも誇らしく思ったことがあった。
しかし、このたびの冤罪事件に接すると、
日本の技術もすでにその光を失っているのでは?とがっかりしてしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/ae/b1fd48517f85cf61176e126068bb42eb.jpg)
さらに驚いたのは、システムを開発した子会社が
このシステムを納入した1999年時点で、その欠陥を把握していたという報道だ。
子会社側はシステムの修正を試みたようだが、成功しなかったらしい。
ならば、欠陥を公表して、
冤罪事件の続発だけは止めなければならなかったのではないのか?
最近の報道では、英国政府もそれを早くから把握していたらしい。
しかし、富士通は英国政府関係のシステムにも深く関与しており、
政府は政治問題化に配慮し、動かなかったとかの報道だ。
いずれにしても気の毒なのは、政府や子会社の事実上の無策のなか、
冤罪を背負わされたたくさんの郵便局関係者たちだ。
技術のことはさておき、せめて富士通側が誠意ある対応につとめ、
倫理的な信頼だけは失わないこと、これを切に願う。
700人以上の郵便局長らが横領罪に問われたというもの。
財産を失い、自殺に追い込まれるなど、その悲劇は広範囲で深刻だ。
最近になって、これは横領ではなく
会計システムの不具合によるものであることがはっきりしてきた。
ぼくにとって衝撃的なのは、
そのシステムが富士通の子会社が開発したということだ。
英国といえば、以前に日本の列車運行システムが評価され、
英国でも導入するという話があり、ぼくも誇らしく思ったことがあった。
しかし、このたびの冤罪事件に接すると、
日本の技術もすでにその光を失っているのでは?とがっかりしてしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/ae/b1fd48517f85cf61176e126068bb42eb.jpg)
さらに驚いたのは、システムを開発した子会社が
このシステムを納入した1999年時点で、その欠陥を把握していたという報道だ。
子会社側はシステムの修正を試みたようだが、成功しなかったらしい。
ならば、欠陥を公表して、
冤罪事件の続発だけは止めなければならなかったのではないのか?
最近の報道では、英国政府もそれを早くから把握していたらしい。
しかし、富士通は英国政府関係のシステムにも深く関与しており、
政府は政治問題化に配慮し、動かなかったとかの報道だ。
いずれにしても気の毒なのは、政府や子会社の事実上の無策のなか、
冤罪を背負わされたたくさんの郵便局関係者たちだ。
技術のことはさておき、せめて富士通側が誠意ある対応につとめ、
倫理的な信頼だけは失わないこと、これを切に願う。
技術力を上げて、復権してほしい。
クラフトマンシップも大切にしてほしい。
確かに急速に日本の技術力は落ちていきましたね。
残念なことです。
でも、ぼくとしては、せめてデータの改ざんなどウソで塗り固めた不誠実さだけはなくしてほしい、ただそう願うばかりです。