読売新聞オンライン(2023.2.21)の記事
「イワナ遺伝子、川の歴史の『証人』・・・流路変遷を解明する手がかりに」が興味深い。
摂南大の研究チームが発表したもので、332匹のイワナの遺伝情報を解析、
耳川(福井県)源流域で、
本来いるはずのない琵琶湖型遺伝情報をもつイワナを確認したという。
これは大昔、耳川が上流に侵食→石田川(滋賀県)に接合→そのあと分離、
このとき石田川のイワナが耳川源流域に取り残されたという説明だ。
気の遠くなるような壮大な自然史的時間の話だが夢があるね。
専門的なことはよくわからないが、すごく地道で大切な研究だと感じる。
興味のある方はぜひ御覧あれ。
(イメージ図などはとてもわかりやすい}
ところで、石田川でアマゴを釣っていると、朱点のないヤマメと見まがうようなのが時々。
このことは釣り人には結構知られているらしいが、これも何か関係あるのだろうか?
さて、いよいよ3月が迫ってきた。
今年も雪が多そう。
「イワナ遺伝子、川の歴史の『証人』・・・流路変遷を解明する手がかりに」が興味深い。
摂南大の研究チームが発表したもので、332匹のイワナの遺伝情報を解析、
耳川(福井県)源流域で、
本来いるはずのない琵琶湖型遺伝情報をもつイワナを確認したという。
これは大昔、耳川が上流に侵食→石田川(滋賀県)に接合→そのあと分離、
このとき石田川のイワナが耳川源流域に取り残されたという説明だ。
気の遠くなるような壮大な自然史的時間の話だが夢があるね。
専門的なことはよくわからないが、すごく地道で大切な研究だと感じる。
興味のある方はぜひ御覧あれ。
(イメージ図などはとてもわかりやすい}
ところで、石田川でアマゴを釣っていると、朱点のないヤマメと見まがうようなのが時々。
このことは釣り人には結構知られているらしいが、これも何か関係あるのだろうか?
さて、いよいよ3月が迫ってきた。
今年も雪が多そう。
兵庫県の武庫川水系等もその様ですね。
アマゴとヤマメの棲み分けも興味深いです。
京都から近い所でも、いくつかありますね。
岐阜県の長良川上流は、数km行くと日本海に流れる庄川水系や九頭竜川水系に山越えで行けます。
昔に山越えして、長良川水系のアマゴと日本海に流れる川のヤマメを交換移植したと天野礼子さん著の川漁師萬サさんの本に書いてありました。
庄川上流の支流にアマゴ谷という所がありますが、ここは、あまり魚がいなかったので、昔に山越えして長良川水系からアマゴを移植したと言われています。
石田川の河内谷も昔から、ヤマメが釣れると判明していますが、河川争奪なのか?移植なのか?詳しく判明していないようです。
遺伝子的にアマゴの朱点は、優勢遺伝みたいなので、ヤマメの川にアマゴを移植すると少なからず、朱点のある魚が増えるようです。
イワナも地域毎に特徴がありますが、今は、ニッコウイワナが沢山放流されてしまったので、地域毎の特徴を持ったイワナが少なくなりましたね。
琵琶湖の東岸側は、ヤマトイワナですが、これも少なくなっています。
さすがにくわしいですね。
また、改めてみんなで集まってやりましょう。