稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

ウナギの行方

2018年07月19日 | 日々
 毎年この季節になると話題になるウナギの高値。

 昨年話題となった代用食材としてのナマズ。
 今年は話が出ないけど、どうなったんだろう?

 ところで、先日放映されたNHK『ダーウィン・・・』によると、ウナギは都会の川にもいるという。

 横浜で小学生が一夜沈めておいたカゴにもなんとウナギ!

     
    ( NHK「ダーウィン・・・」から、以下同じ )

 東京の日本橋、隅田川、多摩川などでもたくさん確認されているそうだ。

     

 専門家によれば「ウナギは川を選べないから」だという。

 つまり、太平洋で生まれたウナギの稚魚は海流にのり、たまたま出会った川に入る。
 たとえそれが清流だろうがドブ川だろうが・・・ということらしい。

 なるほど、このあたりがサケと違っているわけだ。

 が、隠れるところが少ないはずの都会の川、ウナギたちはどこで?

 調査によると、ウナギたちは捨てられた鉄板やパイプをねぐらとしているらしい。

     

 こうみてくると、ウナギたちもなかなかたくましく生き延びているようだ。

 ただ、最近では絶滅危惧種といわれるウナギ。
 
 その原因には諸説あるらしい。

 ひとつは乱獲、さらにはダムや堰がウナギの遡上を妨げているとか。

 なお、この番組でウナギの摂餌風景は圧巻!

     

 ウナギたちは夜の間に鋭い嗅覚で生きた魚たちをさかんに食べているという。

 いずれにせよ、ロマンあふれるウナギたち、生き延びてほしいね。
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