雫石鉄也の
とつぜんブログ
映画 深夜食堂
監督 松岡錠司
出演 小林薫、高岡早紀、多部未華子、筒井道隆、余貴美子、オダギリジョー
テレビドラマ「深夜食堂」が劇場用映画になった。観た。一つのエピソードではなく、三つのエピソードのオムニバス連作短編といったところか。これじゃほとんどテレビ版と同じ。一つ一つのエピソードにとってある時間が少し長いかな。あとはあまり違いは感じない。どうせ映画にするんだったら、テレビではできない作品に仕上げて欲しかった。別に3Dにして、タコウィンナーが飛び出して見えなくてもいい。テレビより長い時間を取れるのだから、しっとりと時間をかけて観られる長編にして欲しかった。
お話はテレビと同じく、ワケ有りな人たちのドラマ。おめかけさん稼業のたまこ。愛人を亡くす。遺産はない。そんなたまこにほれた若いサラリーマン。
ある夜、ワケ有りな腹ペコ女が「めしや」にやって来る。この女、食い逃げ。
その後、食い逃げ女があやまりにくる。おわびにここで働かせてください。マスターOK。彼女、なかなかの料理のウデ。その彼女に会いにワケ有りな男が。
「めしや」の常連あけみは休日は福島でボランティア。津波で女房を亡くした男があけみに会いに来る。
スターウォーズの2体のロボットのように、この三つのエピソードをつなぐ小道具がある。店の忘れ物で、マスターも警察に届けるが、持ち主が取りに来るかも知れないと引き取る。で、持ち主がとりに来る。その持ち主も持ち主の良人もワケ有りなのだ。
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