雫石鉄也の
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ラスト・ショー
監督 ピーター・ボダノヴィッチ
出演 ティモシー・ボトムズ、ジェフ・ブルッジス、ベン・ジョンソン
テキサスの田舎町アナリーン。ソニーとデュエーンは高校生。なんせアナリーンは田舎町。町のメインストリートをダンブルウイードが転がっている。こんな町、さしたる楽しみもない。娯楽といえば古びた映画館が1軒あるだけ。
こんな町だから若い男の子の関心事は異性のこと。きょうもソニーは映画館で彼女にいいよるが不首尾。親友デュエーンは町一番の美少女ジェイシーとつきあっている。
ソニーはフットボールのコーチの奥さんで、母親ぐらいの年齢のルースと妙な具合に。ソニーは元カウボーイのおじさんサムと親しい。サムの子供は少し知恵遅れ。
テキサスの田舎町の少年の成長の物語。主人公の一人ソニーのもとから人が去っていく。親友デュエーンは軍隊に入隊して朝鮮に出征。ジェイシーは大きな町に行ってしまった。サムとサムの子供は死ぬ。ソニーはひとりぼっちになった。あの映画館も閉鎖になった。
結局、いちばん大人でしたたかだったのは美少女ジェイシーであった。かわいい顔して魔性の女だ。それに彼女のお母さんというのがなかなかの女傑。
男の子はさみしいんだ。
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若い女性が丘の上に立って、谷間(正確には沢ですね。豊かなのが沢で、荒れ果ててるのが谷)
の家と農場を見下ろしてる。女性は金髪かブルネットで、マウンテンシャツにジーンズで後ろ姿のジャケット。70年代に良く見かけました。
この文庫で初めて「アメリカの田舎」を知ったんですね。アメリカの「おら、こんな村いやだ」でして「TVを見たことのないアメリカ人がいるのか?」とか「ベトナムの間違いでね?」
とか驚いたの覚えてます。
オートバイと青春ものでヒットした作家がいるのですけど(名前がおもいだせません。「スローなブギにしてくれ」とか「ボビーに首ったけ」の作家です)、正直、好きな作家ではないのですが、その最初はアメリカの田舎で働く男たちを描いた『ロンサム・カウボーイ』であり、第二作がビリー・ザ・キッドを描いた『友よまた逢おう』で、その乾いた風土が、この主題作品の原作によく似ていたのを覚えています。
この映画は観たことがないのですが、実は題名は割と有名です。知ってはいてのですよ。ただ、まさかあの早川文庫で読んだアメリカ田舎のドロドロした青春小説が原則とは。いつか観てみますか。
「スローなブギにしてくれ」の作家は片岡義男ですね。
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