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鶏肉のバター醤油ピラフ


 きょうのオレはピラフを食う。なんとしてでもピラフを食う。きのうのパスタ野郎は、なんとなくなりゆきでエビとアボガドのパスタを食いおったが、なんちゅう軟弱なヤツだ。モノを食うということをアダやおろそかに考えてはダメだ。その日に何を食うということを決めて、ちゃんと計画して決めたものを食う。モノを食うのもハードボイルドなのだ。ハードボイルドとは、自分で自分に約束を課し、自分との約束は必ず守る。こういうストイックな姿勢をハードボイルドという。
 きょうは鶏肉を使った。鶏肉を使うことは決めておいたのだ。鶏肉のピラフを食うのだ。エビやイカなどの海鮮モノのピラフにしようなどとは、こっから先も思わなかったのだ。
 鶏もも肉は皮目を焼く。じっくりゆっくり時間をかけて焼けばいい。皮目に軽く焦げ目がつけばいい。肉の中まで火を通す必要なし。
 にんにく、玉ねぎ、にんじんをみじん切り。浸水しておいた米を炊飯器に。その上に刻んだ野菜。炊きこみご飯やピラフは具を米に混ぜてはダメだ。炊きあがりにムラがでる。
 米、野菜、その上に鶏肉を置いて、調味料を入れる。酒、醤油、塩だ。鶏肉からアジだ出るので水でいい。スープやダシは必要ない。
 炊飯器のスイッチをON。炊きあがったらバターを入れてさっと混ぜ合わせたら出来上がり。あとは食うのみ。ハードボイルドに食おう。
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