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ビル・ロビンソンが亡くなった

プロレスラーの「人間風車」ビル・ロビンソン氏が亡くなった。小生が始めてロビンソンのプロレスを観たのは、6チャンネル国際プロレスをテレビで観た時だった。
 日本テレビ10チャンネンル、力道山のアメリカプロレスを見慣れた眼で観れば、ロビンソンのイギリスプロレスは新鮮だった。反則をしないテクニックを見せるプロレスは、プロレスをスポーツとして見せてくれた。ワンハンドバックブリーカーから、ロビンソンの代名詞ともなったダブルアームスープレックスへの流れるような技は見事だった。
 しかし、正直、小生はビル・ロビンソンというプロレスラーは好きではなかった。反則をしないクリーンなファイトを売り物にして、ダッグのパートナーが反則しても怒るぐらいだった。この優等生良い子キャラが鼻についた。反則のないプロレスは、ワサビのない鮨みたいで魅力がない。
小生はやっぱり、ビル・ロビンソンみたいなプロレスラーよりも、デック・ザ・ブルーザー、クラッシャー・リソワスキー、スタン・ハンセンといったヒールの方がお好みだった。
 ともあれ、ビル・ロビンソン、小生は好きではなかったが、プロレス史に名を残す名プロレスラーだったことは間違いない。ご冥福をお祈りする。
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