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麻婆春雨


 中華の四川料理に麻婆一族という一族がいる。代表は麻婆豆腐だが、豆腐を他の物に代えてもおいしい。麻婆茄子、麻婆かぼちゃ、麻婆こんにゃく、麻婆厚あげといった一族は、いずれもピリウマでご飯のおかずによくあう。今夜はその麻婆一族から麻婆春雨にお出ましを願う。
 春雨は戻しておく。油ならしした中華鍋に油としょうが、にんにく、赤とうがらしを入れて加熱。四川料理は麻(マー)ピリッとした辛さ。辣(ラー)ガツンとくる辛さ。2種類の辛さのハーモニー。だから辣(ラー)のとうがらしを忘れてはならない。
 香りが立ってきたらひき肉を炒める。そこに豆板醤と甜面醤を入れる。充分に炒めたらスープを注ぐ。春雨を加えて醤油、酒、塩、こしょうで味付け。お好みで少し酢を入れるとさっぱりして元気が出る。しばし煮こむ。春雨がおいしいスープを吸っておいしくなる。
 水溶き片栗粉で軽くとろみをつけ、ゴマ油をふる。最後に麻(マー)の花椒を振る。できれば粒の物を直前に乳鉢ですって砕いたものを振ると香りがいい。
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