東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

丹波市のデマンド(予約)型乗合タクシー

2013-12-08 05:16:42 | 福祉・医療
 先日、丹波市のデマンド(予約)型乗合タクシーの調査に行ってきました。2年前にもお伺いしたことがありますが、今回も丹波市都市住宅課の課長さんや担当係長さんが丁寧に説明してくださいました。
 今回の調査は、12月市議会での一般質問の準備を兼ねています。少子高齢化が進んでいる西脇市にあって、車の免許を持たない高齢者・障害者の方が買い物や病院等へ行く際の足の確保をどうするのかということが大切で深刻な問題となってきています。JR加古川線、神姫バス、しばざくら号、織り姫バス、つくしバスのコミュニティバスがありますが、今後西脇市の公共交通システムをどう組み立てていくのかということが、私の大きな問題意識です。
 私は事前に調査したいことを伝えていました。①丹波市のデマンド(予約)型乗合タクシーの利用の現状は?②バスの費用負担(行政・利用者)は?③タクシー業界との関係は?④課題と問題点は?の4点でした。
①については、平成23年から始まったのですが、利用者数は右肩上がりで増えています。平成23年4月の延べ利用者数は1431人、24年4月は2161人、25年4月は2523人です。
②については、車13台を走らせていることもあり、年間の市行政の支出は約4500万円、利用者負担(1回300円)約3600万円だそうです。
③タクシー業界に委託をしており、タクシー業界、商工会、市行政の3者で通行に関する協定を結んでいます。
④大変喜ばれており、出前講座等を開き、市民に周知を図る努力をしている。神姫バス・JRとの連携を大切にすること。
 丹波市は、公共交通対策に職員を係長と一般職員の2名を配置しています。そのため、全国的な実践例も調査し、丹波市にあった方法を考え出されています。
 担当係長さんから、西脇市将来を見通した公共交通全体の制度設計が必要であること、乗り物にはそれぞれ長所短所がありどう組み合わせることが西脇に逢っているかを考えることが大切であること、専門の職員配置を行うことが大切であること等のアドバイスをいただきました。
 西脇市独自の交通体系を早急に創り上げることが重要だと、改めて考えています。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 我が家の秋野菜の収穫 | トップ | 『細川勝作品展』 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

福祉・医療」カテゴリの最新記事