西脇市旧來住家住宅では、10月2日(水)~14日(月)の期間、『自分をおるさをり織りフェスタ』が開催されています。
私は、楽しみに作品展の初日に会場を伺わせてもらいました。会場には、主宰者の牧野紘子さんがおられ、この作品展の意図を聞かせていただきました。
この作品展には、「西日本さをり・リーダーズコミティ」という副題がついています。さをり織りを代表する西日本各地のリーダー約20名の方々が作品を持ち寄せられ、見応えのあるさをり織りの作品が展示されていました。出品数も多く、裏の蔵にも展示されていました。蔵の中に展示されていた大作のタペストリーは、とても美しかったです。
さをり織りの布で制作された女性服には、カラフルな作品や地味な作品など幅広くあり、年代別や好みによって選べる楽しさがありました。さをり織りの織り方は、縦糸と横糸の組み合わせだけでなく、波型のような難しい織り方の作品もありました。正面に展示されていた城英二さんの作品には、驚かされました。
今回の作品展では、ファッションショーやワークショップも行われます。ワークショップでは、午前・午後に一日2回マフラー作りが体験できます。私が伺った時にも、牧野さんのアドバイスを受けながら女性の方が熱心にさをり織りに取り組まれていました。ファッションショーは、10月6日(日)13:30~13:45に行われます。その後、交流会もあるそうです。ぜひ、多くの方々に参加していただければと願っています。