9月27日(金)、第35回JAみのり黒田庄和牛畜産共進会が、黒田庄町田高にある黒田庄ライスセンターにおいて開催されました。
盛大に開催されましたと述べたいのですが、共進会に出されたのは、雌牛3頭、去勢牛8頭、合計11頭でした。畜産農家は、7名の方々でした。旧黒田庄町時代は、30頭超える出頭数でしたから、3分の1に減っています。畜産農家も高齢化の中で減ってきています。ただ、私の同級生が、新しく繁殖牛の育成にも取り組みだしました。また、私の教え子の若い後継者が2人、共進会で頑張っていました。黒田庄牛を取り巻く環境は厳しいですが、高く評価されている黒田庄和牛同志会の皆さんの頑張りに期待したいと思っています。私も、力いっぱい応援したいと考えています。
出頭された11頭は、素人の私の目から見ても立派に成育した肉牛でした。今年の異常な暑さでしたが、畜産農家の皆さんが愛牛として日々熱心に飼育された成果を見る思いがしました。
審査は、県立農林水産技術総合センターの坂瀬家畜部長や大崎課長等が担当してくれました。大崎課長は、私が黒田庄町長時代に西脇農業改良普及センターにおられ、黒田庄町の農業施策にアドバイスをいただきました。懐かしい想いがしました。
審査の結果、最優秀賞に輝いたのは、山崎大地さんの愛牛『照美』でした。若手の畜産農業者として頑張っている山崎さんが、最優秀賞を獲得したのを嬉しく思っています。優秀賞1席は、㈱川岸牧場の愛牛『ゆり』でした。上位9頭は、10月27日に県立播磨中央公園で行われる第106回兵庫県畜産共進会に出場します。昨年に引き続き、兵庫県畜産共進会で団体賞を取っていただきたいと願っています。