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ハローワーク西脇の取り組み

2016-12-11 02:33:53 | 産業・労働・雇用
 12月7日、ハローワーク西脇の山下所長を訪問し、管内の雇用状況やは路ワーク西脇の取り組みを聞いてきました。
 平成28年10月内容の『労働市場』によると、ハローワーク西脇管内の有効求人倍率は、1.30倍で、対前月比0.06ポイント増加しました。全国平均1.40倍に比べると低いですが、兵庫県1.17倍と比べると高いといえます。このことは、今年1月以来の傾向です。



 有効求人倍率が高いのは、新規求職者が573人で、対前年同月比21.0%も大幅に減少しています。求人を出しても、若い子がなかなか応募してくれないというジレンマがあるそうです。人材確保が大変だと話されました。加西市で合同就職相談会を開催し、14社の企業が参加してくれたにもかかわらず、応募してくれたのは13名だったそうです。若い人が、ハローワークに来ないという問題もあり、地元に優良企業が数多くあることをPRしたいと、佐藤所長は話されていました。
 それと、求人側の思いと求職側の思いが異なり、ミスマッチが起こっていることも、話されました。求人側は、製造部門の就職を考えているが、求人側の多くは事務職的な仕事を希望しています。高齢者・女性が、正社員としてつとめら企業が、少ないことも問題だと話されました。
 求人倍率の高い職種を上げると、介護サービス6.08倍(求人371人に対し求職61人)、飲食物調理6.84倍(求人431人、求職者63人)、製造加工業2.63(求人150人に対し求職57人でした。
 ハローワーク西脇としては、地元に優良企業があることをPRし、新規卒業者の地元就職や大学卒業者のUターン・Iターンや田舎暮らし希望する青年を呼び込みたいと考えておられます。
 具体的には、出張就職相談会に取り組んでいます。先日2回行われたミライエでの相談会には、防災無線で放送されたこともあり、多くの方が来られたそうです。



 また、12月9日には、北播磨地域『障がい者合同就職面接会』を小野市エクラで計画されています。『就職面接相談会in北播磨』と題した就職相談会を、2月3日西脇ロイヤルホテルを会場に行い、北播磨地域の事業所30~35社程度参加予定です。
 さらに、ハローワーク梅田を会場に、新卒者や移住を考えている方を対象に、『新卒応援ハローワーク』を開催する予定です。
 兵庫県北播磨県民局も、若者を地元に戻すための取り組みに力を入れており、県と市町、ハローワークが協力していきたいと話されていました。大変心強く思いました。
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