東野としひろ活動NEWS

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ハローワーク西脇、春の訪問

2024-05-12 05:58:25 | 産業・労働・雇用

 5月8日(水)、ハローワーク西脇に4月に赴任された寺尾所長を訪問してきました。

 寺尾所長は、阪神間のハローワークや兵庫労働局の勤務が長く、ハローワーク西脇は初めての勤務だそうです。ただ、奥様が西脇市出身という事もあり、西脇に親近感を持っておられ、早速、連休中には播州織工房館や管内のイベントを回ってこられたそうです。兵庫労働局では、新型コロナ感染拡大時の雇用調整助成金の担当や派遣労働の担当をされていたとのことでした。

 寺尾所長は、令和6年度兵庫労働局行政運営方針の冊子をもとに、今年度ハローワークが重点的に取り組もうとしていることを説明してくれました。今年度の重点目標は、「賃金の引上げ及び非正規雇用労働者の処遇改善に対する支援の推進」です。非正規雇用労働者の処遇改善・正社員化を行う企業への支援として、具体的には社会保険適用処遇改善と正社員化を図る企業に対しキャリアアップ助成金が支給されます。

 寺尾所長が強調されたのは、中小企業等に対する人材確保の支援についてでした。求職と求人のマッチングを図るために、事業所と連携しハローワークにおける求人充足サービスの充実を図るとのことでした。ハローワークと事業所が顔の見える関係になることが大切だと話されました。

 令和6年3月分の雇用情勢によると、ハローワーク西脇の有効求人倍率は1.00倍でした。前月比0.05の減でした。ハローワーク西脇管内で多くを占める製造業関係の企業の倒産・事業転換が響いているようです。

 また、ハローワーク西脇管内の外国人労働者が多く、管内に3,500名もの方がおられるとのことです。外国人労働者を低賃金で雇うのではなく、同じ働く仲間として働いてもらう中で、外国人労働者に選ばれる日本にならないといけないとも話されました。高齢者雇用の話を出され、今後いかにして働き手の人材確保が大切であると結ばれました。

 寺尾所長には、大変忙しい中でも時間を割いて管内の雇用について詳しく説明いただきました。ありがとうございました。次回、8月頃に伺いたいと考えています。

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