東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

西脇東中学校区・黒田庄中学校区統合懇談会の開催

2024-05-13 05:58:41 | 教育・子育て

 5月7日(火)、西脇市教育委員会から「西脇東中学校(東中)区・黒田庄中学校(黒中)区統合懇談会」の開催について、説明がありました。

 「西脇市立学校学習環境規模適正化推進計画」では、当初、令和8年4月に黒中を廃止し東中に統合することになっていましたが、黒田庄地区の住民の反対により、黒中と東中の統合は令和9年4月に行うが活用する中学校については協議により決定することに変更されました。

 そのため、「西脇東中学校区・黒田庄中学校区統合懇談会」を開催されることになりました。統合懇談会は、「子どもたちにとって良好な教育環境について意見交換等を行う』ことを目的に、PTA役員、区長、学識経験者によって構成され、小中学校長はオブザーバーとして参加するとのことでした。具体的には、黒中・東中・楠小・桜小・比延小・双葉小のPTA役員それぞれ3名づつ、黒田庄こども園・比延こども園保護者役員それぞれ3名づつ、黒田庄地区・比延地区の就学全児童保護者1名づつ、両地区区長3名づつ、学識経験者(浅野兵教大客員教授)の合計33名です。

 第1回統合懇談会は、5月11日(土)に行われます。その後、第2回(5月22日)、第3回(6月8日)、第4回6月29日、第5回(7月13日)、第6回(7月27日)、第7回(8月10日)の予定です。統合懇談会は、決定する機関ではなく、意見交換の場として設定されています。決定は、教育委員会となっています。統合懇談会において、地区代表の区長や保護者の代表の皆さんが率直に自分の想いを話せ、子どもたちの学習環境がどうあるべきなのかの意見交換をされることは大変重要なことだと思います。ただ、最終的には、どちらの中学校に統合するのかを結論付けるためだけの意見交換の場にされることに私は危惧しています。

 適正化推進計画では、統合校は市内2拠点化として西脇中学校と統合する令和20年までの暫定的な学校です。子どもたちの学びやすい学習環境を考えるのであれば、新しい学校こそ必要であると考えるのです。黒田庄地区・比延地区の皆さんの対立になってはいけませんし、統合校で学ぶ生徒にとってたった10年余りしか存続しない学校を母校と呼べるのか、私には疑問なのです。むしろ、黒中・東中とも当面存続し、教員の足らない実技教科や学校行事・部活動等では工夫した取り組みをするべきだと考えるのです。そして、2拠点化を目指した取り組みこそ急いで進めるべきだと考えます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする