旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

犬山祭2016 其の二

2016-04-06 21:21:48 | 犬山祭

 13輌の車山が「針綱神社」を目指し動き始めると、

 

 町のあちらこちらで非日常の光景が展開される。

 

 全ての車山に密着することは至難の技だ。

 

 だから、毎年同じ時間にお気に入りの場所で祭り気分に浸る。

 

 昔からのジンクスで、

 

 祭りの期間中どこかで雨が降ると言う。

 

昔は男子しか登れなかった車山ではあるが、今では女子が積極的に参加する。

 

 伝統の金襦袢が祭りを華やかに盛り上げ、

 

 満開の桜が祭りに風情を添える。

 

 主役を務める手子の凛々しき姿は、

 

祭りの心意気でもある。

 

 城前広場に車山が集結を終える時刻、

 

 祭りの熱気は最高潮に達する。

 

 集結した絢爛豪華な13両の車山。

 

 「国指定重要無形民族文化財」の肩書が光る「犬山祭」は、

 

 今年「ユネスコ無形文化遺産」の登録を目指す。

2016年4月 愛知県犬山市

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犬山祭2016 其の一

2016-04-04 21:57:13 | 犬山祭

早咲きの枝垂れ桜が葉桜になる頃・・・

 

御城下の桜は満開の時をむかえる。

 

城下町犬山が最も華やぐ時節、

 

こいつが目を覚ます。

 

俗に「犬山型」と呼ばれる三層構造の優美な車山が城下町を練る。

 

その数なんと13輌。

 

眠いよ~ お菓子ないの? 子供たちの無邪気な本音だ、この後お菓子が下山に持ち込まれた。

 

 「犬山祭」の朝は早い。

 

午前8時に交通規制となり車山は動き出す。

 

手子は車山運行の実働部隊。

 

手際よく手順に従い作業が進められてゆく。

 

まずは町内にお披露目。 

 

 江戸時代から続く「犬山祭」は今年で382回目となる。

 

 不安定な花曇りの空模様ではあるが、

 

 近年は国内はもとより海外からも多くの観光客が訪れる国宝城下で、

 

 絢爛豪華な祭り絵巻が幕を開けた。

2016年4月 愛知県犬山市

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乙川祭禮 其の二

2016-04-01 20:46:35 | その他

「乙川祭り」は春の彼岸の時期に執り行われる。

 

3月中旬から5月のゴールデンウイークまで、

 

半田市では毎週どこかの地区で曳山祭りが開催されます。

 

曳き回される山車の総数は30輌を超える。

 

「乙川祭り」のハイライトは坂上げと坂下ろし。

 

4輌の山車が坂を上り「乙川八幡社」の境内に曳き揃えられる。

 

取り囲んだ大観衆、境内は興奮のるつぼと化した。

 

 春を寿ぐ見事な眺めである。

2016年3月 愛知県半田市

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